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【福岡百景・九州絶景】vol.10_筑後川昇開橋(大川市・佐賀市)

 

筑後川に架かる世界有数の昇降式可動鉄橋「筑後川昇開橋」は、全長507m、高さ30mの2つの鉄塔にはさまれた中央部が23mの高さまでエレベーターのように上昇し、その下を大型船が航行できる構造になっている。

 

1935年(昭和10年)、佐賀駅と瀬高駅を結ぶ旧国鉄佐賀線の鉄道橋として建設され、以来、1987年(昭和62年)に佐賀線が廃止されるまで、水陸路両面における交通の要衝として産業や市民生活を支えてきた。

 

半世紀にわたる鉄道橋としての役目を終えた筑後川昇開橋は、地元住民の強い要望により解体を免れ、1992年(平成4年)に日本国有鉄道清算事業団から大川市へ無償譲渡される。そして1996年(平成8年)、遊歩道として復活し、雄大な筑後川に寄り添う歴史遺産として市民や観光客に愛されている。

2頭のキリンが向き合うような、ユニークな橋の形

 

橋梁上から眺める、筑後川上流・下流の風景

 

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