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【久留米市】久留米巡りで訪れたい!サイフォンコーヒーとホットサンドで寛ぐ『しのはら珈琲店』

【久留米市ってどんなところ??】

福岡県南西部に位置し、福岡県第3位の人口(約30万人)を有する、筑後川の恵みに育まれた自然豊かなまちです。九州自動車道と大分・長崎自動車道のクロスポイントにも近く、国道3号ほか5つの国道が通っていて、交通の要衝となっており、ラーメンや焼きとり、日本酒、フルーツなどの多彩なグルメをはじめ、様々な魅力にあふれています。

 

少しドレスアップした街めぐりの休憩のひとときを過ごす場所。サイフォンから店内に広がる珈琲の香り。いつもより贅沢な時間を淹れたての珈琲を味わいながらゆっくりと楽しむ…。

喫茶店で珈琲を飲むことが特別だった時代。そんな世代には懐かしさを、それよりも若い世代には居心地の良さを感じさせてくれるのが久留米市六ツ門町にある『しのはら珈琲店』だ。

オープンしたのは44年前。サイフォンでコーヒーを淹れるのがブームだった時だ。オープンリールのオーディオなど店内にはその当時の名残が残る。話を聞いたのはマスターの息子である篠原 裕典さん。マスターも現役で、妻と娘の香織さんとともに4人で店に立つ。

篠原 裕典さん(左)と妹の香織さん

「マスターは焙煎担当で、コーヒーの味の骨子を決めてもらっています。そのあとは調理含めて私が全般やっている感じです」と裕典さん。幼少時から家業を継ぐことを決めており、20代は勉強の一環で神戸の店で働いていたそうだ。その時に作り方を学んだのが現在の看板メニューである「ホットサンド」。

中身は厚焼き卵とベーコンとキュウリといたってシンプル。だが、パンはホットサンド用の最適な厚みに1枚1枚カット、玉子はオーダーが入ってから丁寧に焼き上げる…などと手が込んでいる。

けっこうなボリュームなのだが一人で平らげる方がほとんどだそうだ。セットのコーヒーにはサイフォンに入ったおかわりもついてくる。

しのはら珈琲店はケーキも充実。日替わりで15種類ほど用意している。後味がすっきり目のオリジナルブレンドのコーヒーと甘いケーキはベストマッチ。ホットサンドのあと、お腹に余裕があればぜひ試してみてほしい。

昔から焙煎した豆の販売も行っているそうだ。金色のパッケージのドリップコーヒーは、道の駅でも販売される人気商品。

最近はインスタグラムの投稿などから若い客も増えてきたそうだ。手入れの行き届いた店内の居心地の良さは世代を選ばず好まれるのだろう。

地元の方は3世代にわたって利用している人も多い。客からも大事にされている店なのだ。

「時代の流れに合わせた変化も大切ですが、しのはらの雰囲気は変わらないよう心掛けていきたいですね」と裕典さん。サイフォンで美味しくコーヒーを淹れるコツも、スプーンのまわし方に至るまで熱心に教えてくれた。この丁寧さこそがしのはら珈琲店の魅力なのだ。

取材終盤には裕典さんの次男 丈(じょう)くんが登場。親子3世代が揃い、店内はなんとも和やかな空気に。丈くん、最後までお見送りしてくれてありがとうね!!

 

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しのはら珈琲店

住所:久留米市六ツ門町6-1
電話:0942-32-0932
営業:9:00~23:00
定休:不定
P:あり
カード/不可

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