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【福岡イベント】福岡市中央区のLIBRISKOBAKOにて、本のイベント・ブックローンチ「野口里佳:不思議な力」を開催中!

このイベントは東京都写真美術館で開催された展覧会のカタログ「野口里佳:不思議な力」(赤々舎)と、写真集「父のアルバム」(赤々舎)の刊行を機に行うもので、書店では完売となっている作品集やカタログ、ポスターや海外での展覧会の冊子など、貴重な印刷物も展示、販売する予定。

 

約1ヶ月間のこのイベントは、野口の30年間にわたる活動を印刷物でたどる貴重な機会となるでしょう。

 

■野口里佳:不思議な力

写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景。時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」

 

野口里佳はこれまでに、水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマにした作品を手がけてきました。近年では、日常や周囲に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見るものの感覚や想像を解き放つような表現を追求しています。

東京都写真美術館での個展「野口里佳 不思議な力」に際し刊行される本書では、30年にわたって自由な写真・映像表現を追求してきた野口の過去の作品シリーズと近作、新作を、
それぞれの作品が呼応しあうように構成し、その作品表現に通底する本質と魅力を浮かび上がらせます。

初期作品「潜る人」(1995年)から、「夜の星へ」(2014年、2015年)、そして最新作「ヤシの木」(2022年)まで、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景が描き出されます。

 

また、父が生前に遺していたネガを、野口の眼差しを重ねてプリントした「父のアルバム」(2014年)は、「人はなぜ写真を撮るのか」と写真の根源を問い直す契機となりました。

 

ここにいて、どこまで遠くに行けるか ──
それぞれの存在がこの世界に生きていることの意味を見つめ直し、
また写真・映像のもつ「不思議な力」とは何なのかを考えるきっかけとなる一冊です。

 

寄稿:石田哲郎(東京都写真美術館 学芸員)「不思議な力に導かれて 野口里佳の写真と映像」

── 出版社説明文より──

 

////作家プロフィール/////

野口里佳/ 写真家 @noguchi_rika
1971年さいたま市出身。那覇市在住。
1992年より写真作品の制作を始め、展覧会を中心に作品を発表。
現代美術の国際展にも数多く参加している。
2002年、第52回芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞。
国内での主な個展に「予感 」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2001年)、
「飛ぶ夢を見た」(原美術館、2004年)、「光は未来に届く」(IZU PHOTO MUSEUM、2011–2012年)、
「不思議な力」(東京都写真美術館2021-2022)など。
作品は国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどに収蔵されている。

Book Launch「野口里佳:不思議な力」

期間:開催中~3月26日(日)
会場:LIBRIS KOBACO(福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401)
営業時間:13:00~18:00
定休日:火・水曜 ※祝日は営業

※今イベントで販売の写真集は、
同一の写真集に関しては、お一人様1点までとさせて頂きます。
同じ写真集でなければ複数購入可能です

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