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【福岡グルメ】食の選択肢拡大計画!ヴィーガン・ベジタリアンメニュー

美味しい福岡に来たなら、美味しいものを食べてほしい!

 

九州にもアジアからの観光客が目に見えて増えてきました。

食都・福岡の魅力を観光客にも楽しんでいただきたいですね。

外国人には宗教や思想で牛や豚、肉類全般など、

少しでも入っていると食べられない人もいます。

欧米で特にポピュラーなベジタリアンやヴィーガンですが、

最近日本でも取り入れる人が増えてきました。

 

福岡の飲食店で働く方々も、接客の最前線で感じているのが、

ヴィーガンメニュー、ハラルフードなど、

多様な食文化への対応です。

肉や魚を取らないベジタリアン、

はちみつを含め動物性食品を取らないヴィーガンなど、

それぞれの信条により、呼び方は変わります。

また、厳格に食べないと決めている人もいれば、

体調を整えるために、週に何日か実践している人もいます。

 

特にプラントベース(植物由来の食材をつかった)メニューは、

肉・卵・牛乳・バター・チーズを使用せずに

大豆ミートやオーツミルクなどを代替利用して、

見た目ではすぐに見分けがつかない料理も多いです。

ヒンドゥー教やイスラム教の人や、甲殻類アレルギーの人も食べられるので、

汎用性が高い食事と言えます。

 

あの『一風堂』もプラントベースのラーメン(新宿店でのみレギュラーメニュー)をつくっている時代です。

世界各国から人が訪れる国際都市・福岡も、そういった需要が高まってきているのです。

 

7月に世界水泳大会を開催する福岡には、

世界中からアスリートや関係者などが集合します。

福岡滞在中にも選べる食事を増やそうと、

福岡市が音頭を取り、市内の飲食店にヴィーガン・ベジタリアンメニュー開発を推進しています。

 

「ヴィーガンメニューをつくりたいと思っていたけれど、知識不足で開発できていなかった」

「自分の店のメニューをプラントベースで美味しく作るためのコツがわからなかった」

 

など、すでにヴィーガンの方が店に訪れていて、メニュー開発をしたいな、と思っていたお店は、

『ホテルオークラ福岡』総料理長・谷内雅夫氏の監修の元、素材や調理法を研究。

幅広い人が食べられるメニューづくりを協力して行ないました。

 

参加店舗はすでに25軒。それ以外にも、ヴィーガン料理専門店も福岡に徐々に増えています。

今回は、メニュー開発支援事業に参加した店の一部をご紹介します。

※以下のメニューは常時すぐに購入できないものもあります。

 

 

『一汁一菜 みその葉』

 

ヴィーガンメニュー(セット1350円 ※旬の食材を使用するため値段に変動あり)

『大豆みそおにぎり』、『トマトとあおさの味噌汁』、練りゴマの風味が香る『大豆のフムスと野菜』

警固のアパート1階奥にある、隠れ家家庭料理の店。ふだんは手づくりの豚みそおにぎりを出すところを、大豆みそに、味噌汁の出汁も利尻昆布にしたりと工夫されています。朝倉産のトマトが甘く、旨味成分の三重奏で、しみじみ美味しい味噌汁です。ヒヨコ豆ではなく国産大豆に練り胡麻の風味がポイントのフムスと野菜スティックも、食感と味、香りで満足度が高い一皿です。体調を整えたい時などに食べると心身ともにほっとできる定食です。

 

『一汁一菜 みその葉』

住所 福岡市中央区警固1-3-6 警固フラット105号

営業時間 18:00〜22:00

定休日 日〜火曜

https://misonoha.jimdofree.com/

 

 

『リールジャム』

 

 

ヴィーガンメニュー

『米粉バーガー』、『米粉サンド』(各980円/要予約)

保育園の給食用パンを卸したり、ふだんは小麦粉のパンや米粉パンなど、無添加のパン、そして海の中道あんぱんと本葛シュークリームが有名なお店です。『米粉バーガー』は、小麦アレルギーの子ども用に、給食用の米粉パンを応用しています。2種の米粉や米油オオバコ、キャッサバ粉などを使用してしっとりとしかもおいしいパンに、大豆ミートのハンバーグ、ヴィーガン用チーズを使用。『米粉サンド』は、しっとりやわらかい米粉食パンでカリッと香ばしく焼いた大豆ミートをサンド。こちらもヴィーガン用チーズをつかい、味も食べ応えもしっかりしています。年季と技術の違いを感じさせてくれる逸品です。

『リールジャム』

住所 福岡市東区三苫3-15-1

営業時間 8:00〜18:00

定休日 月・火曜

https://realjam.shop/

 

 

『リトルスタンド大名店』

 

ヴィーガンメニュー

『豆乳バリチャイ』『ヴィーガンワッフルぼうや』『ワッフルアイスサンド』(価格未定)

 

人気の『バリチャイ』を豆乳ホイップクリームで再現した『豆乳バリチャイ』はホットとアイスが楽しめます。『ワッフルぼうや』は小麦粉、バター、グラニュー糖でつくるワッフルですが、オートミールを砕いて、オリーブオイルやきび糖を混ぜるのですが、それだけだとしっとり感が出ないのでバナナを加えているそうです。ほんの少しの塩味が甘さを引き立てています。この美味しいヴィーガンワッフルで豆乳アイスを挟んだのが『ワッフルアイスサンド』。カルダモンやシナモンなどハーブもほんのり感じられて、いままでにない新しいヘルシーおやつの誕生です!

 

『リトルスタンド大名店』

住所 福岡市中央区大名1-3-5 ARKCUBE101

営業時間 11:00〜20:00(金・土曜、祝前日〜21:00)

定休日 月曜

https://www.instagram.com/littlestand_daimyo/

 

 

『磯ぎよからず 博多本店』

 

ヴィーガンメニュー

『ヴィーガンコース』(9品、価格未定)

 

 

 

 

 

美味しい魚で知られる『磯ぎよからず』さんですが、要望があればヴィーガンメニューを以前から出していたそうです。精進料理という基本があるので、和食は組み立てやすいそうですが、「刺身こんにゃく」や福岡の郷土料理である「おきゅうと」、湯葉にもろみを合わせたりと、味付けのバリエーションが豊富で、ワクワク感が止まりません。ふきのとう、菜の花、自然薯の天ぷらは塩でいただきます。お吸い物は餃子入り! ゴボウとニンジンの食感と旨味が効いています。炊きたての土鍋ご飯は、大豆ミートを鶏そぼろに見立てた、とりそぼろご飯です。最後のデザートには豆乳ティラミスと限られた素材でも味の緩急をつけることで、はっとするほど味の印象が深くなるのだと驚きのコースです。

 

『磯ぎよからず 博多本店』

住所 福岡市中央区清川2-11-23

営業時間 17:00〜23:00

定休日 日曜

磯ぎよからず博多本店

 

また、2月10日(金)~12日(日)には、六本松の蔦屋書店にてヴィーガンフェスも開催!詳細はコチラを参照してください!

 

 

 

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