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【大牟田市】市民の愛するソウルフード!『カントリーキッチン』の『イカタル弁当』

【大牟田市ってどんなところ??】

福岡県の南部、九州のほぼ中央に位置する大牟田市。 鉄道や幹線道路、港などの公共交通アクセスも充実しており、九州一円どこへ行くにも便利なまちです。 海あり山ありの豊かな自然、田舎すぎず、都会すぎない暮らしやすい生活環境が整っており、近隣には温泉地も多数点在しています。世界文化遺産「三池炭鉱関連資産」も人気の観光スポットです。

 

 

決して高級ではなく日々常食できるくらいの価格。ほぼ万人が「うまい!」と思える味わいで、地域で愛される老舗の店が発祥。各市町村に存在するそんな食べ物が「ソウルフード」と呼ばれるようになったのはいつごろからだろう。大牟田市にも長年愛されるソウルフードがある。『イカタル弁当』だ。

三池港をバックに。映えますね!

発祥の店は『カントリーキッチン』。40年以上続く弁当と総菜の店だ。もともとは大牟田の飲食店街である大正町にあった『ショッピングいしい』に併設された『マイキッチン』の看板商品。同店は2019年に惜しまれながら閉店したが、創業者の娘である石井良子さんが両親の味を受け継ぐ形で店名も新たに有明町にオープンした。

『イカタル弁当』のポイントは大量に盛られたイカゲソのフライ。のり弁当に合うタルタルソースを作りだした先代が、さらに特徴を出すために「タルタルと合う食材」を試行錯誤する中でゲソフライにたどり着いたそうだ。以後大正町の酔客の〆の一品として、近隣の会社員のランチとして愛され続けてきた。その評判は市外にも広がり、SNSで紹介される時代になると県外からの客も増えてきた。遠方に住む子供へ定期的に送っている方もいるらしい。

弁当を食べさせてもらったが、甘めのゲソフライに優しい酸味のタルタルがからむ味わいに箸が止まらない。サクサクの食感のゲソは一口サイズで食べやすく、ビールのアテにもぴったり。これは確かに〆にもいいなと一発でファンになった。

こじんまりとした店内で提供される弁当の種類はなんと25種類。なるべく一から手作りするようにこだわり、その味の確かさにお昼時の行列は日々絶えない。

カウンター横の椅子はロゴのイラストのモデルでもある母の征子さんの定位置。征子さんとの会話を楽しみにしている長年の常連客も多いそうだ。母であり師であり良き相談相手でもあり、良子さんにとっても心強い存在だろう。

「食材も調味料も全部高騰して、最大限努力してきたんですがいよいよ値上げせざるを得ない状況なんです。でもお客様に申し訳なくて、、」と取材の最後に打ち明けてくれた良子さん。ここ最近ずっと悩み続けているらしい。メニューを見るとこちらが心配になるほどすべて低価格。このお店なら大丈夫ですよ!と一ファンとしてプッシュしておいた。老舗店の真摯な決断、ファン一同で応援していきたい。

 

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【インスタグラム】@chikukan_official

お弁当とお惣菜の店 カントリーキッチン


所:大牟田市有明町1-3-5
電話:0944-57-3177
営業時間:11:00~20:00(OS19:30)
休:日祝日

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