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【福岡イベント】あなたはもう体験した?『バンクシーって誰?展』会期終了までのこりあと1カ月!

全国5都市で約50万人を動員した

『バンクシーって誰?展』が福岡初上陸!

ただ絵をみるだけではない。

バンクシーの作品が描かれた世界の街並みを歩きながらバンクシーを体感できる

日本オリジナル『バンクシーって誰?展』がいよいよ福岡初上陸!


“壁に絵を描く”という行為に、人類は先史以来魅了されてきました。学校の教科書で目にする洞窟壁画はアートの始まりであり、祖先の高い表現能力を示す芸術です。その痕跡は、数万年前のものとは思えないほど自由そのものです。

 

▶HIGHLIGHTS みどころ

会場内に入ると、トンネルが現れます。薄暗いトンネル内に、早速バンクシーの絵が…!

Whitewashing Lascaux(The Cans Festival)  2008 London, UK

進んでいくと、なにやら怪しげな電話ボックスが出現!

なんだか盗み聞きされているようですね…。

Spy Booth 2014 Cheltenham, UK

「007」をあげるまでもなく、世界最高峰の諜報組織を持つイギリス。ここでもトレンチコートにサングラス姿のわかりやすい3人組が、本物の電話ボックスをとり囲み、通話の内容を盗聴中だ。国家の監視活動を批判したと考えられる本作は、2014年4月、イギリス、チェルトナム市の諜報機関GCHQ(英国政府通信本部)近くの建物に出現した。その後、州議会で建物ごと保護されることが決まったが、建物の老朽化を防ぐ工事中にあとかたもなくなってしまった。いったいなぜそんなことが? 未だ詳細は不明である。それこそ監視しておけばよかったのに…。

 

Barely Legal 2006 Los Angeles, USA

英語で「Elephant in the room(部屋に象がいる)」とは、「明白な問題について、誰も触れようとしない」という意味。例えば、世界では貧困が蔓延しているのに、結局誰も本気で救済しないじゃないか。そんな皮肉を込めて、バンクシーは、本格的な海外進出となったアメリカでの個展で、本物のインド象を会場である倉庫の中に展示した。部屋の壁紙と同じ豪華なダマスク模様にペイントして。「象を虐待している!」なんて批判されないように、動物に有害ではないスプレー塗料を使用している。だから個展のタイトルは、「Barely Legal(辛うじて合法)」。合法か非合法かと、いつも問題になる自身のグラフィティ行為にかけている。オープニングにハリウッドセレブたちも駆け付けたこの展覧会には、3日間でなんと3万人以上が訪れた。

 

The Walled Off Hotel  2017 Bethlehem, Palestine
The Walled Off Hotel  2017 Bethlehem, Palestine

2017年、バンクシーがパレスチナ自治区のベツレヘム市内にオープンした「The Walled Off Hotel(壁で分断されたホテル)」。イスラエル政府が築いた高さ8m、全長700㎞にも及ぶ分離壁の目の前にあえて建つ、「世界一眺めの悪いホテル」である。世間の目を少しでもパレスチナ問題に向けさせ、その不条理を実感してもらうために作られた当ホテルは、内装もバンクシーや仲間のアーティストが担当した。唯一無二、ファン垂涎の聖地である。実際に部屋の窓から見えるのは延々と続く分離壁と、さまざまな人が描いたパ

レスチナ人隔離政策に対する抗議や平和の願いを込めたグラフィティ。本展では、バンクシー作とみられる作品の一部をピックアップ。ある意味。「世界一眺めのいいホテル」になっている。

 

 

Girl with Balloon 2002 London, UK

約1億5000万円での落札が決まったとたん、シュレッダーが作動して切り刻まれた赤い風船と少女の図。2014年にはシリアの子どもたちを救う「#WithSyria」キャンペーンのアイコンにもなったこの図は、2002年に初めて、ロンドン、ウォータールー橋のたもとの階段に描かれた。現在は残っていないが、当時誰かが「THERE IS ALWAYS HOPE(いつだって希望はある)」と書き加えたことで、この絵はいっそう深みを増し、人々の心に焼き付けられた。

 

街中や美術館でも通常は見ることのできない、プライベートコレクター秘蔵のオリジナル作品も一挙公開。バンクシーに代わって作品の真贋を認証するペスト・コントロールにより本物認定された作品の数々で、バンクシーの足跡とその謎に迫ります。

会場で街並みごとリアルサイズに再現するストリート作品と、コレクターからお借りする額装作品の比較展示は、本展でしか見られない貴重な体験となります。また、キャンバス、段ボール、鉄板、木板、紙、石の彫刻、リトグラフ、ポスター、アルバム・ジャケットほか、バンクシーの作品制作風景を収めた写真を含め、多種多様な表現手法や出展品にもご期待ください。

そして今回、特別出展として、イギリスのファッション・デザイナーで、アートに造詣が深くバンクシー好きで知られる、ポール・スミス氏からお借りする希少な油彩画《コンジェスチョン・チャージ》も必見!ぜひ、会場で探してみて。

✓CHECK POINT

まるで実在の街を歩いているみたいな感覚になれるバンクシー展。スプレー缶やごみ箱までリアル…!

 

ところどころに出現するネズミのシルエットも探してみよう!

 

 

▶GOODS グッズ

グッズ売り場も充実のラインナップ。どれも素敵すぎて迷っちゃう~!

 

 

あっ…。もしかして、この人がバンクシー…?

 

 

会期終了まで約1カ月!まだ体感していないそこのあなた、急げ~!

 

※写真は全て福岡展会場

「バンクシーって誰?展」福岡展

[日程] 開催中~3月26日㊐

[時間] 10:00~18:00 ※最終入場は30分前

【ナイトミュージアム】毎週金・土曜20:00まで開催

[会場] 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7・8階)

 

[料金] 当日券 

一般:〈平日〉2000円 〈土日祝〉2200円

大学・専門学生:〈平日〉1700円 〈土日祝〉1900円

小・中・高生:〈平日・土日祝〉1200円

★お得なチケット

①金・土曜アフター5チケット 1700円 ※金・土曜の17:00~19:30入場限定のチケット 

②グループ割チケット 1900円 ※当日3名様以上のグループでの入場が可能な方限定のチケット ※平日・土日祝共通料金

[問合せ]展覧会事務局 092-732-1688(10:00~17:00/スリーオクロック内)

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