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ヤハタココ(北九州市八幡東区)|有名建築家が手掛けた、街のコミュニティカフェが誕生。

毎日がワクワクする
ヒト・モノ・コトが
ココで出会い、動き出す

 

 
「あッ、ココだよ、ココ!」
看板を見つけた人が、口々にそう言って古いビルの中に入っていく。目的地は今年の11月22日、北九州市八幡東区前田地区にオープンした『ヤハタココ』。この地で創業して131年になる「福原材木店」が運営するコミュニティカフェだ。

「ここは地元の人とものづくりに携わる人や店が直接ふれあえる場。美味しいコーヒーや料理があって、見たことのない雑貨があって、誰もがのんびりくつろげる空間があって…また来たくなるワクワク感を平日でも朝早くから、いろんなカタチでお届けできたらと思っています」と、運営に携わる福原功夫さんは話す。
 

大きなガラス窓越しに中の様子が見えやすく、入りやすい設計
 
その想いの背景には、2014年に亡くなった福原さんの母・美知惠さんの影響がある。美知惠さんを良く知る地元の人は「私は彼女を〝前田のダイアナ妃〞と呼んどりました。山笠や盆踊りなどの行事を引っ張るリーダーでありムードメーカー。地域のため、人のためと、何でも率先して動く方でした」と振り返る。

 地元の人々に愛された母・美知惠さんの遺志を継ぎ、かつてバリスタを目指していた功夫さんも「福原材木店」の仕事を通して地域に恩返しをしたいと考えた。その答えの1つがこの『ヤハタココ』なのだ。空間の設計・デザインは建築家の谷尻誠さんと吉田愛さんが率いるサポーズデザインオフィスに依頼。コーヒーのブレンドレシピは福原さんの友人であり韓国国内でシェア2位を誇るカフェチェーンのロースティングプラントを任されるキム・ヒョソプさんに依頼し、韓国でブレンドされた生豆を仕入れてこちらの店舗で福原さんが焙煎する。「ヤハタココを始めるために動き出して、改めて縁が大事だなと思うようになりました」と福原さん。八幡東区の新しい地域づくり、ものづくりが、ココからもう動き出している。
 

ヤハタココブレンドはグァテマラを主にケニアとコロンビアの豆をブレンド。「まろやかで後味もいい。最高に美味しいです」と評判も上々
 

 

コンクリートの質感に木の温もりを組み合わせた空間。シンプルなボックス型のスツールや窓辺に配したレンガのベンチなど、好きな場所に腰掛けられるデザインも魅力
 

いろんな世代のいろんな声が
ココに集まり、広がっていく

 
ここで同窓会や、会議もできそう

八幡東区をこよなく愛する地元の皆さん
 
みんなで集まれる場ができてうれしかね

八幡東区前田第一自治区会の会長・野依紀さん
 
気軽にいらしてくださいね

福原功夫さんと未來さん夫妻
 
ヤハタココ
北九州市八幡東区前田2-4-11
093-663-0855 
7:30~18:00
休:日曜、祝日 
席:20席 P:あり(4台)
@yahatacoco

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