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【糸島の魚を食べよう】日本有数の好漁場!魚に貝に絶品ぞろい

「糸島の魚はなぜうまい?」その理由は北に玄界灘、南に雷山をはじめとした脊振山系の山々を有する、糸島の恵まれた地形にある。玄界灘の海底には「大陸棚」と呼ばれる浅い海が広がっており、南から流れ込む暖流「対馬海流」に乗って多様な魚がやってくる。海と山の距離が近いため山に降った雨が森の養分を含み、河川を通って海に流れ込みやすい。浅い海には太陽の光もよく届きプランクトンが豊富に育つ。それにより、ミネラルをたっぷり蓄えた「糸島カキ」や「天然蛤」「糸島ふともずく」といった海産物が獲れるというわけだ。

もちろんサワラをはじめとした魚も豊富で、「天然真鯛」の漁獲量は8年連続日本一。糸島半島北部の海域は起伏に富み、真鯛の産卵場所に適した地形だという。成魚が帰ってくる場所でもあるため多くの真鯛が集まり、年間1000トン前後も水揚げできるのだとか。

 

天然真鯛

●漁獲時期 5月~12月

平安時代の書物「延喜式」にも登場するなど、1000年以上の歴史を誇る糸島の真鯛漁。糸島の浅い海は湖の流れが速く、そこで育つ天然真鯛は身がギュッと締まっているのが特徴。エビやカニを食べて育つため上品な風味も魅力だ。

 

糸島カキ

●漁獲時期 10月後半~4月上旬ごろ

プリっと肥えた身は塩分が強すぎず、クリーミーな味わいが格別。11月ごろはさらりとした食べ心地で、1月以降はより濃厚に。季節をズラして食べ比べるのも楽しい。「岐志」「船越」「加布里」「福吉」「深江」の漁港ではカキ小屋も大盛況。

 

糸島ふともずく

●漁獲時期 3月下旬~4月ごろ

糸島漁協芥屋支所で収穫される特産品。春に収穫し、急速冷凍をかけて直売所や漁協で販売される。オキナワモズクとは違う種類で、サッと湯通しすれば鮮やかな緑色に。プリっと太くツルっとした喉越しと心地よい磯の香りがたまらない。

 

海士の極み(ウニ)

●漁獲時期 8月~9月ごろ

福岡県最西端の離島・姫島の海士が獲る高級な赤ウニを、殺菌海水に浮かべてパック詰め。ミョウバンを使っていないのでウニ本来の濃厚な甘みがとろける。獲れる時期も短く数も少ないため、見つけたら即ゲットしたいレア物。

 

筑前海加布里産 天然蛤

●漁獲時期 11月~3月

糸島漁協加布里支所の漁師が1つ1つ手掘りして獲る天然モノ。市販のハマグリは外国産種がほとんどで、純国産種は全体の1%にもみたないという。黒々とした殻の色が特徴で、身は大きく旨味たっぷり。通販などで購入できる。

 

特鮮本鰆

●漁獲時期 11月~3月

糸島漁協の漁師が一本釣りした2.5キロ以上のサワラで、高鮮度処理したものだけにその名が付く。身割れ防止のためスポンジ上で素早く活き締めし、海水氷で6時間以上冷却。県外や海外の高級店からも発注がくる特上品。

 

水揚げされた魚介は、糸島エリア内にある「伊都菜彩」や「志摩の四季」「福ふくの里」といった直売所や「長浜鮮魚市場」に出荷され、食卓や全国各地の飲食店へ。鮮度抜群で味がよく低価格。糸島の美味しい魚介は、福岡の宝だ。

 


 

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