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【11/27㊐まで開催中】連載完結記念 ゴールデンカムイ展の「脱獄王 白石由竹ナイト」が、想像以上にシュールで最高だった…!

明治末期の北海道・樺太を舞台に、漫画家・野田サトル氏が描く大人気漫画『ゴールデンカムイ』。冒険・歴史・文化・グルメ・狩猟といった本作品の魅力を凝縮した大規模展覧会が、ついに福岡にやってきました。

東京会場(6/26閉幕)、京都会場(9/11閉幕)の2会場では24万人以上が来場したという人気ぶり。

 

期待に胸を膨らませて、早速入場すると…

 

 

ん…?

 

 

んん…?

 

 

見渡す限り白石、白石、白石———っ⁉

 

 

そう、今夜は「脱獄王 白石由竹ナイト」(取材日:11/4)。会期中の毎週金曜日の16:30以降に入場すると‟脱獄王 白石由竹”のお面がプレゼントされ、場内は白石で溢れる。

老若男女問わず律義にお面をつけている光景からは、作品への並々ならぬ愛すら感じられますね。

 

会期中の毎週土曜日16:30からは「鶴見中尉ナイト」が開催され、鶴見中尉または鯉登少尉のお面がランダムでプレゼント。(この組み合わせは、鯉登少尉得です…。)

※お面の配布はご入場されたチケットまたは招待券の枚数分に限ります。※「鶴見中尉ナイト」は配付するお面が2種類あり、ランダムでのお渡しです。種類の指定および変更・交換はできません。

脱獄王 白石由竹ナイト 配布お面
※画像はイメージです。
鶴見中尉ナイト 配布お面
※画像はイメージです。※お面はランダム配付です。

 

また、来場者全員に曜日替わりで野田サトル氏描きおろしのイラストを使用したミニ色紙が配布されます。

来場者特典 11/13からの(日)&11/23(水・祝)「杉元佐一/アシ(リ)パ」
※アシ(リ)パのリは小文字が正式表記。

 
来場者特典(金)「白石由竹」

120点を超えるイラストや関連資料に釘付け必至

会場では120点を超えるイラストのほか、作中に登場した民具などの関連資料が全6ゾーンで展示されています。ここからは、エリアごとに展示の一部を紹介していきます。

第1ゾーン 金塊争奪戦の開幕」

金塊争奪戦に参戦した主要キャラクターが一堂に集結!その肖像を写すグラフィックや名シーンの数々、モデルとなった実物資料で、彼らの生きた証を辿っていきます。

 

✓野田先生のコメントは面白くて勉強にもなるので見逃し注意です。

展示資料「杉元佐一の軍帽」
野田先生のコメントが面白い

杉元の持ち物から、アシパの武器、白石の‟日本横断脱走図”、鶴見中尉の軍服 etc…。見応えたっぷりです。

鶴見中尉の軍服のモデルとなった資料

もはや、レギュラーメンバー級の存在感を示す「ヒグマ」も。この北海道での物語は、ヒグマ抜きでは語れませんよね。

ヒグマのはく製  国立科学博物館蔵

「第2ゾーン 24人の刺青囚人」

網走監獄をイメージした入口

金塊の在り処を示す暗号の刺青。その刺青が彫られた24人の囚人たちを、網走監獄内をイメージした空間で紹介。彼らの圧倒的で変態的な個性に痺れる…。

立体的…!

囚人たちの罪が再確認できます。

✓当時の新聞記事も展示され、ますますリアルです…。

「第3ゾーン 命を繋ぐものたち」

北の大地に息づく暮らし、食事、歴史背景。金塊を巡る旅の中で登場した多様な文化を資料と一緒に紹介する、生命の彩りあふれるゾーン。

お馴染みの「チタタ(リスなどの獲物の肉や骨を細かく刻んだもの)の食品サンプルを発見。果たして、本当に「ヒンナ(美味しい)」なのだろうか…。

 

※上から谷垣にも要注意です

「第4ゾーン それぞれの役目」

作中での大きな戦い3つを時系列順に並べられたイラストで追う。杉元やアシパ、土方一派、鶴見中尉率いる第七師団。金塊を求めて戦うものたちの“役目”に触れる。

 

杉元佐一の三十年式歩兵銃
鶴見中尉の三八式機関銃

作品に登場したもののモデルとなった資料です。かなり細かいところまで再現されています。

 

「第5ゾーン 黄金色名画廊」

物語の始まりから今までを飾ったカラーイラストたち。厳選された50点以上ものイラストが様々なサイズで縦横無尽に並び、壁一面を色鮮やかに覆う。

思わず見入ってしまうほどの絵の美しさ。これまでの記憶が蘇ってきて、こみ上げるものがありますね…。

「第6ゾーン そして未来へ」

ここからの展示は、行ってからのお楽しみ!

福岡会場から販売がスタートする展覧会オリジナルグッズの一部を紹介!

福岡会場公式ショップでは、東京・京都会場の販売商品に加えて、新たな展覧会オリジナルグッズが追加!なんと、追加される新商品は20種類以上。その一部を紹介します!

※来場日によっては商品が入荷待ち・売り切れになっている場合があります。

芝ふさふさミニアクリルスタンド「ねずみばっかり~ッ」
杉元、アシ(リ)パ、白石、尾形のほっこりするシーンを芝の台座に置いたアクリルスタンド。※アシ(リ)パのリは小文字が正式表記
鯉登少尉の手鏡
鯉登少尉愛用の手鏡をグッズ化。
凶運おみくじキーホルダー(全10種・ランダム仕様)
凶運のシーンを集めたおみくじ式のアクリルキーホルダー。

 

マウスパッド 
待望の谷垣のマウスパッドが登場。

※画像は開発サンプルです。

どれもギャグセンスが高すぎて選びきれない…。心してグッズ購入に挑もう。

もう1度読み直したくなること間違いなし!

ゆっくりイラストや展示品を見て、思うままにグッズを購入したら、きっとすぐに帰宅して読み直したくなるはず。連載は完結したが、私たちの中の『ゴールデンカムイ』はまだまだ続く…。

 

『ゴールデンカムイ』とは

時代は、激動の明治末期。日露戦争という死線を潜り続けた元兵士・杉元は、幼馴染の病気を治すために大金を欲していた。一攫千金を目指しゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、網走監獄の死刑囚が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった! 純真無垢なアイヌの少女と出会った杉元は、ともに黄金を求めて旅をするが…! 現在、TVアニメ第4期放送中。また、実写映画化も決定した。

作者プロフィール

野田サトル

北海道北広島出身。2003年デビュー。2011年から2012年にかけて「週刊ヤングジャンプ」で『スピナマラダ!』(全6巻)を連載。2014年より同誌で開始した『ゴールデンカムイ』は2022年4月28日発売号で連載終了。コミック全31巻のシリーズ累計発行部数2300万部超。(※2022年7月時点)

©野田サトル/集英社

連載完結記念 ゴールデンカムイ展 福岡会場

©野田サトル/集英社

[会期] 開催中~11月27日㊐

[休館日] 水曜 ※11/23㊌㊗は開館し、翌24㊍が休館

[開場時間] 9:30~18:00 ※金・土曜は20:00まで(最終入場は30分前まで)

[開場] 福岡アジア美術館 企画ギャラリーA・B・C(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7階)

[問合せ] ゴールデンカムイ展福岡会場広報事務局 ☎ 092-741-9801(平日10:00~17:00)

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