【すてきなリノベのお宅訪問～戸建編】都心のコンパクト住宅を購入し 限られた予算で上手にリノベ『リノベスタジオ』

2022年10月31日 公開

すてきなリノベのお宅訪問
リノベスタジオ
北九州市小倉北区［T邸］

リノベならではの工夫で
理想の住まいを手に入れる

以前住んでいた公団では、湿気に悩まされていたＴさん。個室が欲しいというお子さんの要望もあって住み替えを決意し、小倉北区の人気エリアに、コンパクトだが好条件の中古住宅を見つけたため、購入を決めたのだそう。自然が好きで、老後は田舎へ移住するつもりのご夫妻は、将来、賃貸に出すことも視野に入れ、無理のない予算でリノベすることに。依頼を決めたのは、ホームページを見て訪れた［リノベスタジオ］。「デザイン性はもちろん、補強や断熱などの機能面もしっかり見てくれそうというのが第一印象でした」。

Living＆Dining／キッチン・カウンター・収納棚を連結させた壁一面の造作家具がLDKの主役。特注の天板やIH、食洗機も入れ込んだキッチンは使い心地も上々だそう。「収納に戸がないってこんなに楽だったの？って驚いています。その代わり整理整頓は大変ですけどね（笑）」

リノベを主導した奥さまが希望したのは、１階をＬＤＫにして壁一面にキッチンや収納棚を設える設計。「雑貨や古道具が好きで収集した物を見せる収納が欲しくて」。やりたいことはあれど予算に限りがある。その葛藤の中で優先させたのは、ＬＤＫと庭代わりの土間スペース。２階は自分たちでＤＩＹすることに。土間の奥には収容棚、床下にも収納を設け、限られた中で収納スペースも上手に確保した。

「BBQなどが楽しめるように」とご主人の希望で設けた大きな土間スペース。床下の収納へも土間側からアクセスすることが可能

「年齢を重ねて落ち着いた家がいいと思うようになった」と語る奥さまは、床や壁をコンクリートや木の質感にしたいと希望。予算内でできる方法を模索し［リノベスタジオ］の提案により、下地用のモルタルやラワン材などの素材を使って、コストを抑えつつ味わいを出すテクニックを実践。「リノベスタジオさんとは、住まいのあれこれについて『それわかるー！』って共感しながら進めていけたのが楽しかったですね。他社に断られたこともできると言ってくれて、多くの制約の中で理想の空間に仕上げてくださったこと、本当に感謝しています」。

ネットで探したホーローのシンクを使用した造作洗面は奥さまのお気に入り。オシャレなミラーやランプもカワイイ！