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Fuku Spo – ラグビー/田中
智広(コカ・コーラレッドスパークス)

コカ・コーラレッドスパークス/田中 智広

いろんな縁が繋がってラグビーを続けられています!

小学生の時はバスケットを、中学校では野球をしていましたが、地元にラグビーが強い高校があって、全国大会に行くチャンスがあると知り、高校からラグビーを始めました。最初は「痛い」「キツイ」とばかり思っていましたし、コンタクトスポーツは初めてだったので「怖い」という気持ちもありましたね。1年生と3年生のときに花園(全国高校ラグビー大会)へ。1年生の時はスタンドからの応援でしたが、3年生の時はメンバーとして出場。目標は3回戦突破でしたが、初戦で負けてしまって。その時初めて、九州以外のチームの強さを思い知らされました。とにかくキツかったので、ラグビーは高校までと思っていたのですが、ありがたいことに近畿大学から声を掛けていただいたので、続けることしました。  大学時代は3年生の頃から少しずつ試合に出始めたものの、大学選手権のメンバーから外れてしまって。その悔しさもあり、4年生では気合いを入れて臨んだのですが、全敗で入れ替え戦に回ることに。残留できはしましたが、歯がゆい結果に終わってしまいました。

プロップというポジションは目立たないけれど、スクラムやブレイクダウンでいい球を出すことができれば、ほかの選手がトライを獲ってくれます。ラグビーの試合では、トライをした選手が注目されがちですが、そこに至るまでにほかの選手が体を張っているからこそ、トライを獲ることができるのです。トライを決めた選手の横で「ヨシッ」と言っているのは、意外とプロップだったりするんですよ(笑)。ラグビーは、そこに至るまでの繋がりが面白いスポーツ。そういったところも、試合会場でぜひ見て欲しいと思いますね。

 

一生に一度のW杯自国開催を機にレッドスパークスファンを増やしたい。

今シーズン、レッドスパークスはレギュラーシーズンで1勝もできず、入れ替え戦でも負けてしまい、来シーズンはトップチャレンジリーグで戦うことになりました。近年は入れ替え戦に回ってはなんとか残っているという状況でしたので、一からやり直すという意味ではいいきっかけになったのではないでしょうか。すでに気持ちの切り替えはできており、来シーズンに向けての準備を始めています。  また、6月から8月にかけて、「ジャパンラグビートップリーグカップ2019(仮称)」が開催され、トップリーグのチームと戦える機会があります。下部リーグだからといって負けて当然なのではなく、トップリーグに再昇格するためにも、勝利を目指して臨んでいきたいですね。

9月からは遂にワールドカップが始まります。レッドスパークスのキャプテンを務めるラファエレティモシー選手は同期入社でとても近い存在。そんな彼が努力して日本代表に選ばれ、結果を残しているのを見ると刺激になりますし、自分もいつ代表に選ばれてもいいような準備をしてアピールしていきたいと思うようになりました。ラグビー熱も上がってきていますし、この機会を今年だけのもので終わらせず、ラグビーファンを増やし、レッドスパークスの試合を見て、チームのファンになってもらえるよう広報活動にも

 

編集部からのおまけ質問。福岡の好きな場所を教えてください!

福岡で暮らし始めて5年目になります。以前、(2018年9月号で)ラファエレティモシー選手がおすすめしていた「泰洋軒」は自分もよく行きますね。あとは、香椎の「味福」は、会社の先輩とよく行かせてもらっています

※シティ情報Fukuoka 2019年3月号本誌掲載

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