木造住宅を検討している方必見！『ふくおか県産材家づくり推進助成制度』を利用してお得な家づくりを

2022年07月01日 公開

福岡県では、県産木材を活用し、環境にやさしく耐久性にも優れた優良な木造住宅の普及促進を図るため、県産木材の使用など一定の基準を満たした木造住宅を新築または購入する方に対して最高80万円の助成金を交付する制度『ふくおか県産材家づくり推進助成制度』を実施している。

助成額が一律50万円の基本タイプは、「一戸建ての木造軸組工法であること」「長期優良住宅の認定を受けていること（ただし、耐震等級3を確保していること）」「住宅性能表示基準に基づく高齢者等配慮対策等級3を確保すること」「フレキシブル性（間取りの可変性）または3世代に対応できる間取りのいずれかを確保すること」「使用する木材のうち70％以上を県内加工材かつ5㎥以上を県産木材とすること」が条件。

さらに、基本タイプの申請を条件として、県産木材10㎥以上使用し、かつ、内装の木質化（見附面積12㎡以上）を1室以上の「県産木材振興型」、住宅全体に熱交換型換気システムを設置または創エネルギー設備として太陽光3kw以上もしくはエネファーム0.4kw以上設置の「環境配慮型」、インターネット利用が可能な環境を整備したリモートワーク専用のスペース（3㎡以上）及び玄関付近の手洗い場を備える「新しい生活様式型」の3つの追加タイプがあり、それぞれの助成額は20万円以内。ただし、2タイプ以上申請の場合は30万円を上限としている。

『ふくおか県産材家づくり推進助成制度』の手続きの流れは以下の順番。

※工事着工前に必要図書を添えて、県に認定申請書を郵送または持参（長期優良住宅認定書の写し、建築確認済証の写し等が必要。
※認定通知の受領後に工事着手をすること
※認定申請または承認申請は令和4年12月28日、交付申請は助成金の支払いが令和5年3月31日までに完了できるように申請すること
※地域型住宅グリーン化事業やこどもみらい住宅支援事業など助成対象が重複する国費が使われている助成金との併用不可
※予算がなくなり次第、事業終了

申込み・問合せは福岡県建築都市部住宅計画課民間住宅係まで。