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【十割蕎麦と糸島食材の天ぷら】蕎麦会席コースで糸島の旬を堪能

JR筑肥線糸島高校前駅から徒歩7分ほどの場所にオープンした創作蕎麦会席の店。店主の岡田拓也さんがひとりで切り盛りできるよう、コの字カウンター8席のみ、「蕎麦で一献」を粋に楽しむための場所だ。

 

 

蕎麦粉で揚げた天ぷらと十割蕎麦がウリで、前菜、天ぷら、季節のお蕎麦、甘味が昼は3000円、夜5000円(品数は昼より多め)で楽しめる。天ぷらも蕎麦粉を使用し、グルテンフリー。さらに岡田さんが糸島の生産者と繋がり、旬の素材を使用するので、メニューはその日によって変わる。

「お客さまに色々教えていただいて、いつのまにか糸島食材満載になりました」と岡田さん。日本酒は『田中六五』でおなじみの白糸酒造、焼酎は岡田さんの故郷、宮崎・黒木本店の尾鈴山蒸留所のものを揃えている(メニューには載せていないプレミアムもあるので、聞いてみて!)。

 

この個性的な店名は岡田さんが学生時代に傾倒した萩原朔太郎の随筆から。「四季の移ろいや情景の美しさを忘れていた自分に気づき、料理を通して季節や土地を感じてほしい」という思いから。

音楽を志した多感な青年は、蕎麦猪口をはじめとした器の蒐集を駆使した会席の粋に到達。「糸島産の○○ではなく、“卯農園さんのニンジン”など生産者さんの名前をお客さまにお伝えできるのがうれしいですね」と岡田さん。予約はウェブ(インスタのプロフィール参照)で。できればお酒と楽しんでほしいので、公共交通機関で夜訪れるのをおすすめしたい。

 

店主の岡田拓也さんと、糸島の農家や漁協とタッグを組み、糸島の食材を飲食店に届ける『ITO EAT』の敏腕バイヤー、『やますえ』の馬場社長。この日は糸島で採れたマグロと糸島王丸農園のタケノコを持参


掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

天蕎麦や 月を忘れてゐた てんそばや つきをわすれていた

糸島市前原東1-8-17 糸島新聞社ビル1階
[TEL] 非公開
[営] 12:00〜OS15:00/
17:00〜OS19:00
[休] 月曜
[席] 8席
[P] なし
カード/可、QRコード決済可

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