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【福岡の頼れるお医者さん2022】大切なのは自分の体を知ること、早めの受診で未来に備える「日浅レディースクリニック」

|思い立ったら早めに受診

不妊症の定義として、タイミングがしっかり取れているのに一定期間妊娠しない時に不妊症を疑います。とはいえ、不妊の理由は個人差が大きいため、妊娠したいと考えた時点で問題がないか確かめることも大切です。生理がきていることと妊娠できることは同じではありません。ホルモンバランスの崩れや症状は出ていないけれど、問題点がないかどうかしっかり見ようと思えば、不妊治療に特化するクリニックを受診されることをお勧めします。

 

クリニックを拡張し、さらに広くなった待合室は清潔感のある落ち着いた雰囲気。生理不順や生理痛などの相談にも応じたいと天神中心部にクリニックを構えている

 

最初の検査は概ね決まっています。月経の2〜5日目に血液検査をしてホルモン基礎値を測定し、排卵後は着床に関わるホルモンが基準値を満たしているかを確認します。また卵管が通っていないと妊娠できないため、卵管造影検査などを行ないます。また、クラミジア感染などがあれば不妊につながるため、感染症の検査をしたり、卵巣や子宮に内膜症がないか超音波検査をしたり、卵巣の中にどれだけの卵が残っているかを調べるAMH検査を行ないます(福岡市では「プレコンセプションケア」の一環として30歳の女性に500円で検査できるクーポンを配布中)。

AMH検査は、もし治療が必要であればどんな治療からスタートすればいいのか、急いだほうがいいのかなどの指標になります。また、男性の精子に対して女性の方に抗体ができる場合もあります。抗体ができるとタイミング療法では妊娠しにくいため、人工授精での回避をめざします。ただ、抗体が多くなると受精障害が起こる場合もあるため、体外受精を検討することもあります。陽性かどうかも血液検査で分かるため、なるべく早い段階で現状を把握することで、この先の計画が立てやすくなります。早い段階で妊娠に近づくことで治療費の削減につながることもあるかも知れません。精液検査が必要な場合でも当院では男性不妊を専門とするクリニックと連携し、治療を進めています。

 

高度生殖医療に必要な最新医療機器を取り揃えることで一般不妊から体外受精や顕微授精まで一貫した不妊治療体制を完備している

 

 

MEDICAL TOPICS

痛みを抑えて身体にも優しい超音波子宮卵管造影検査

「不妊の悩みで大きな不安とストレスを抱えている方、不妊に限らず思春期でも更年期でもあらゆる世代で不調に悩んでいる方に寄り添いたいと思っています」と日浅先生

卵管造影検査とは、卵子と精子が出会う場所となる卵管に詰まりがないか調べる検査です。これまでは油性造影剤を使用するX線検査が主流でしたが、大きな痛みを感じる方も多くいらっしゃいます。当院では、ヨーロッパを中心に世界25カ国で使用される「ExEm Form kit」という超音波卵管造影剤をオランダより輸入。2007年以降、2万5千件以上の使用実績があり安全性が確認されている水性造影剤を使うことで痛みを抑え、患者さまと対話しながら検査を行なっています。X線の被ばくがなく、長時間体内に残る油性造影剤の使用を回避するとともに、食品や化粧品に多く使用される「ヒドロキシエチルセルロース」などを成分とした超音波卵管造影剤は、使用時の疼痛や不快感が少なく、アレルギーの心配も少ないと考えられています。九州でもこの検査を実施している病院は珍しく、遠方から来院される方も多くいらっしゃいます。検査は日帰りで可能です。お気軽にご相談ください。

 

日浅レディースクリニック
 院長 日浅 佳奈先生

日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医。九州大学病院、福岡赤十字病院、九州大学病院産科婦人科特任助教を経て、もっと悩む女性に寄り添いたいと2020年10月に日浅レディースクリニックを開院。

 


 

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Hospital Data

日浅レディースクリニック

[診療科目] 婦人科

[住所] 福岡市中央区大名2-2-7 大名センタービル2階

[電話] 092-726-6105

[HP] https://hiasalc.jp

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