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【Go to GOTO!】(新上五島町編)~ハマンナと頭ヶ島天主堂~ 小径を抜けた先にある絶景ビーチと、世界文化遺産の教会

~Go to GOTO!【新上五島町編】~

 

\新上五島町ってどんなところ?/

五島列島の北に位置する十字架のカタチをした島・新上五島町。島には29もの教会があり、それらの建築美にうっとりしますが、なにより驚くのが南の島を思わせるエメラルドの海…! 夜、博多港から出発するフェリーに乗れば朝には新上五島町に着くので、休日は島でのんびり過ごすことができます。

 

澄み切った海と満天の星に癒される新上五島町へ、元気をもらいに行きませんか?

今回ご紹介するスポットは『ハマンナ』と『頭ヶ島天主堂』です。

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頭ヶ島へ向かっている途中に、『ハマンナ』という看板を見つけました。なんだろう? と矢印が差す方へ車を走らせると、狭い道を抜けて視界が一気に開けたその時!

目の前にパッと広がったのは真っ青な海。そう、『ハマンナ』とは知る人ぞ知る穴場のビーチだったんです。

海岸ルートから横に逸れた小さな道に入った時「本当にこの道で大丈夫かな?」と心配していたのですが、その分、不意を突いて現れた景色に「うわぁ、キレイ!」と車の中で思わず叫んでしまいました。

奥にポツンと浮かぶ小さな島は「源五郎島」で、別名「ライオン島」とも呼ばれているそう。たしかにライオンが寝転がっている姿に似ているかも! それにしても、奥に向かって青くなっていく波のグラデーションがとてもキレイです。

海でしばらく遊んだ後は、目的地の「頭ヶ島の集落」へ。2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録され、新上五島町では『頭ヶ島天主堂』を含む「頭ヶ島の集落」が世界遺産の構成資産となっています。

近くの採石場にある砂岩を積み上げて造った全国でも珍しい石造りの教会で、設計と施工は鉄川与助。施工期間9年の歳月を経て、1919(大正8)年に完成。

外海地域から上五島の各地へ多くの潜伏キリシタンが移住してきた19世紀。この「頭ヶ島の集落」も例外ではなく、昔は1軒を除いて皆キリシタンだったそうです。

1868(明治元)年、五島で潜伏キリシタンが摘発された事件「五島崩れ」が起き、信徒たちは牢から全員逃げ出すようにして島を離れたのだとか。そして迫害が終わり、再びこの地に戻ってきた信徒たちがつくりあげたのが『頭ヶ島天主堂』です。

外観の重厚さとは対照的に、内部はたくさんの花柄をあしらった女性的でやわらかな雰囲気。白い花は椿であるともバラであるともいわれているそうで、折上天井が印象的です。

ちなみに、内部の見学を希望する時は、『頭ヶ島天主堂』のすぐ近くにある『頭ヶ島の集落インフォメーションセンター』に一度立ち寄ってくださいね!

さて、フェリーの時間が近づいてきたのでそろそろ『青方港』へ。福岡と新上五島町って1本で行けて便利だし、また出かけたいオススメのバカンススポットです!


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■DATA

ハマンナ
[住所] 長崎県南松浦郡新上五島町赤尾郷
詳細は「新上五島町 観光なび」よりご覧ください👇
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/spot/10001
 

頭ヶ島天主堂
[所] 長崎県南松浦郡新上五島町友住郷頭ケ島638
※教会内部の見学には事前連絡が必要。
・前日までの連絡は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」まで(095-823-7650、9:30~17:30)
・当日の連絡は「頭ヶ島インフォメーションセンター」まで(0959-42-8118、9:00~17:00)
[営]9:00~17:00
[P] あり
詳細は「新上五島町 観光なび」よりご覧ください👇
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/junrei/10239

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