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【Go to GOTO!】(五島市編)~「五島列島キリシタン物語」3島教会巡り編その3~禁教時代のキリシタン資料が揃う、福江島の『堂崎天主堂』へ

~Go to GOTO!【五島市編】~

 

\五島市ってどんなところ?/

五島列島の南西部に位置し、列島で最大の島・福江島と11の有人島、52の無人島から成る市です。奈良・平安時代には遣唐使最後の寄港地、また中世以降は海外貿易の拠点にも。長崎・福岡空港から飛行機で、長崎・博多港からフェリーでアクセスすることができます。

 

自然や歴史遺産に加え、トレンドスポットも続々登場中の五島市を旅しませんか?

今回ご紹介するのは世界遺産を巡る着地型ツアー『「五島列島キリシタン物語」3島巡り編その3』です。

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江戸時代の禁教令下、五島列島には多くのキリシタンが移り住み、以後二百数十年に渡って密かに信仰を守り続けてきました。列島内には50もの教会が建てられ、その一部は2018年に世界文化遺産に登録された『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の関連施設でもあります。

五島列島を訪ねるなら、ぜひその歴史にも触れておきたいもの。ということで、五島市観光協会が主催するツアー『「五島列島キリシタン物語」3島巡り編〜奈留島・久賀島・福江島〜』に参加してみました。

〜まずはその1、2をご覧ください♪〜

久賀島を出た一行は、ラストの島・福江島へ。島に近づくにつれ、レンガ造りの教会の姿が見えてきました。奥浦港で船を降り、『堂崎天主堂』へと向かいます。

『堂崎天主堂』は、禁教令が解かれた後、1879(明治12)年に、五島で最初に建てられた教会です。最初の教会は木造で、現在のものは1908(明治41)年に建てられたものだそう。設計はペルー神父、施工は野原与吉棟梁が担当。『江上天主堂』を手がけ、後に“教会建築の父”と呼ばれるようになった鉄川与助氏は、この当時まだ若手で、副棟梁として関わっていたそうですよ。

堂内には、コウモリ天井などの教会建築も残されていますが、現在は、キリスト教弾圧の様子を伝える資料などが展示された資料館として活用されています。
(資料館の拝観料は別途。大人300円、中高生150円、小人100円)

教会の周りには、長崎で殉教した二十六聖人の一人、聖ヨハネ五島の銅像や、聖母マリア像、五島にキリスト教が布教された時の様子を記したレリーフなどが並んでいました。ここでも、ガイドさんの解説で、それぞれにまつわるエピソードを知ることができました。

敷地内ではサザンカの花が満開でした!サザンカの開花時期は10月〜12月。その後、五島はツバキのシーズンへ。島の至る所でツバキが見られるなんて素敵だなぁ。

ツアー終了後は、参加記念として、『江上天主堂』と『堂崎天主堂』のカードをプレゼントしていただきました♪ そして16:00に福江港へ戻り、解散。学ぶことで、五島列島のことをもっと深く知りたくなる、大満足のツアーでした!

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■DATA

「五島列島キリシタン物語」3島巡り編〜奈留島・久賀島・福江島〜
[所] 福江港に集合
[電] 0959-72-2963(五島市観光協会)
[営]9:25までに福江港に集合、所要時間約6時間
[休]実施日はHPにて確認を
[料]大人(中学生以上)1万3000円、子ども1万円
(ガイド料、各交通費、昼食代、教会への寄付金を含む)
https://www.gototrip.gotokanko.jp/tour_detail/13
(ツアー詳細ページ)

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