【リノベの達人】しっかりと話を聞くこと それが何より大切なこと『ミセスリフォームスタイル』井上さんのお仕事

2021年12月07日 公開

リノベの達人
ミセスリフォームスタイル

常務取締役　井上 晴斗／Haruto Inoue

ヒアリングを重ねることで
安心感に包まれる家づくり

最近は戸建てのリノベ依頼が急増しているのだという［ミセスリフォームスタイル］。他社では難しいと断られた案件の相談も増えているそう。

長きに亘り第一線で活躍する井上さんが感じるこの仕事のやりがいは、手掛けたものがずっと残されることだそう。

「引き渡しでお付き合いが終わるわけではありません。そこから何年、何十年とメンテナンスしていくのも私たちの大事な仕事です。昨日も10数年前にリノベされたお客様の家を訪ねて、フローリングがいい感じの飴色になっていたことが嬉しかったですね。個人的には無垢の床や木のドアを使って、経年変化したアンティークな風合いを楽しんで欲しいと思っています」と井上さん。

お客様の話しに丁寧に耳を傾ける会社の姿勢は、入社当時から教わってきたという。「私たちが得意とするのは、お客様の話しをたくさん聞いて細やかな提案を行なうこと。打ち合わせに多くの時間を費やすことで、感覚のズレがないよう細心の注意を払っています」

聞き上手の井上さんが豊かな経験ととっておきの笑顔でカタチにした、施工例をご紹介。

Works File
＃01

日常も非日常も欲張りに
使い勝手抜群のTOOLな家

いろいろなアイデアを集約し、最後に決まったのは、大胆かつ使い勝手抜群の住まい。

個室を減らしてキッチンやリビング、玄関の広さにこだわり、室内窓を取り入れてドアを減らしたことで、人、空気、光の流れの良い快適な家が完成した。

まるでラボのようなキッチンを住まいの中心に据え、ぐるりと回遊できる間取りは、奥さまと何度も打合せを重ねて生まれた完全オリジナル。くるみのフローリングやモルタル塗の床、漆喰の壁など、素材や仕様にもこだわった家は、訪れたゲストからも評判だ。

▽キッチンとダイニングを仕切る壁には窓を設置。ガラス扉を開け閉めすることで、オープンにも熱気が漏れないようにもできる

▽有孔ボードや造作棚など、オープンな収納を多く備えたキッチンは使い勝手が抜群。奥まで続く水回りスペースをすべてフロアタイルにすることでお手入れも簡単に

▽玄関を開けると左右に長い土間スペース。左手は通常の玄関ホール、右手は洗面前室となり、帰宅してすぐに手洗いすることも可能。玄関が暗くならないよう壁の上部に明かり窓を配置している。主寝室にもインナーテラス部分を置くなど、随所に遊び心を散りばめた住まいが素敵！

Works File
＃02

ミニマルデザインの家で
スッキリと暮らす

「数社に打診したところ、一番親身に話を聞いてくれ、私たちの要望をすべて叶える提案をしてくださったのがミセスリフォームスタイルさんでした」と奥さま。緊急事態宣言の最中に打ち合わせをスタート。毎日のようにLINEで情報を共有しながら進める中で依頼したのは、家事効率を考えた機能や動線を備えた住まい。

その結果、デザイン性と機能性を両立したミニマルデザインの家が完成し、大満足の仕上がりとなった。

▽真っ白の空間がフローリングや天井の木パネルを引き立たせてくれるキッチン。腰壁は塗装でフラットな仕上がりに。

▽モルタル土間、アイアンの玄関框、ヘリンボーン張りのフローリングの組み合わせが美しい玄関。すぐ横に玄関収納を配置したことでスッキリした印象に。

▽キッチン、洗面室、脱衣室、ファミリークローゼットを近くに集めて家事動線を効率化。洗面室と脱衣室を扉で仕切り、脱衣室のプライベート空間を確保した。

▽大型の食洗機など家事効率の良い設備を導入。動線や収納も工夫した。

－－　▼▼　Profile　▼▼－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

常務取締役　井上 晴斗／Haruto Inoue
福岡県出身。FPの資格を生かし、金融業界から、関わる人すべてに喜んでもらえる仕事がしたいと住宅業界へ。以来、営業・設計・現場監督とすべてをこなすオールラウンダーとして、数多くの実績を重ねてきた。社内外から住まいづくりのスペシャリストとして頼られる存在だ。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－