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OITA ART TRIP(大分県)大分のアートとカルチャーを巡る旅。~大分市編part1~

大分ってどんなとこ?

そう聞かれたら、真っ先に「アートの街だよ」と答えよう。
未知の感覚を味わうアートも、日常の延長線上にある土着のカルチャーも、
アートが誘う、見たことない大分の旅へ。
今回は、大分市をご紹介。


|大分県立美術館 OPAM

 

建築家・坂茂の設計が話題の『大分県立美術館(OPAM)』。3階ホール「ホワイエ」に大胆にあしらわれた木組みの天井は、建物の見どころのひとつ。「天庭」と名付けられた空に抜けたガラス張りの空間には、高橋禎彦の吹きガラスや、徳丸鏡子のハスの花弁や茎の塊、礒﨑真理子の素焼き作品にカラフルな着色を施した作品たちがある。現代工芸に光が降り注ぐ同ミュージアムの象徴的な空間だ。

 

 

変化を続ける街の縁側

「五感で楽しむことができる」美術館、「出会いによる新たな発見と刺激のある」美術館、「自分の家のリビングと思える」美術館、「県民とともに成長する」美術館という4つのコンセプトを掲げて2015年に誕生した『大分県立美術館(OPAM)』。竹細工を思わせる印象的なファサードや全面ガラス張りの解放的な空間は、街に開かれた市民の縁側のような存在であると同時に、変わりゆく世界をしなやかに進むための船のようでもある。出会いと変化を続ける美術館が街の新しい可能性を切り開く。

 

 

ミュージアムショップ

 

 

牛の焼き物2万900円
カラフルな牛の焼物は、国東市在住の陶芸家・岡美希さんの作品。見る者の心を捉えるプリミティブな作風が存在感を放つ

 

狛犬段阿形・吽形金銀1100円
段ボールのパーツを何層も重ねて組み上げる狛犬。シルバーとゴールドのモダンなカラーはインテリアにも

 

Oita-okuriマグカップ1870円
由布市の廃校になった小学校をアトリエに創作活動を続ける絵本作家『ザ・キャビンカンパニー』が、大分をテーマに描いたイラストが踊るマグカップ

 

ポイ袋396円(よつめ染布舎)
国東半島を拠点に制作活動を続ける『よつめ染布舎』。下絵から仕上げまで手作業で行なう型染めで醸し出す民族的な雰囲気が持ち味

 

「但馬屋老舗」MOTHER OF MERCY1800円
竹田市の老舗和菓子店『但馬屋老舗』と美術家ミヤケマイとのコラボで生まれた逸品。ステンドグラスや西洋の石畳を思わせる箱の中には、メダイユをモチーフにしたミルク味とミント味の落雁が光る

 

 

 

カフェシャリテ

 

 

ミュージアム2 階の『カフェシャリテ』では、たっぷりのサラダとセットになったボリューミーな『とり天定食』(990円)を。ふんわり衣を纏った鶏肉の天ぷらは、からしと酢しょうゆでさっぱり食すのが大分流。“飛びかんな”の柄が特徴的な日田市の民芸・小鹿田焼の器で、大分の食卓を満喫して。

 

大分名物とり天990円

 

【OPAM】

[所]大分市寿町2-1
[☏]097-533-4500
[営]10:00~19:00(入館は18:30まで)/金・土曜~20:00(入館は19:30まで)
[休]なし
[P]あり
[HP]https://www.opam.jp/

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