【古民家リノベのカリスマが新展開 】焼き菓子、陶磁器、お酒に、キモノ

2021年12月01日 公開

庭を眺められる『茶楼 蒼』の一室。週末の予約はお早めに

芸妓と料亭を取り次ぐ券番だったという、築100年以上の古い建物をリノベーションしたセンスあふれる『ao cafe』。人気ランチをそのままランチボックス（1200円〜）にして、弁当が680円〜とリーズナブルに（一部をのぞき前日までの要予約）。パウンドケーキやスコーンを店頭で販売と、コロナ禍を機に、販売へ大きくシフトしたそう。

『しっとりパウンドケーキ』写真手前から『星野抹茶』（250円）、『八女産和栗の渋皮煮』（限定販売／280円）、『八女玉露ほうじ茶』（250円）

「以前と同じようなスタイルにはもう戻さず、お客さまの顔と名前がわかる状態で、ゆっくりやっていこうと思います」とオーナーの矢部秀成さん。菓子と雑貨ショップを『ao cafe』、イベントなどの移動販売は『ao cafe bake』に、そしてイートインスペースは『茶楼 蒼』。イートインは前日（水曜利用は月曜）までの要予約、1部屋貸切利用だから、時が止まったようなステキ空間をゆったりと楽しめる。

「すぐ近くにある元置屋（所属する芸妓が生活する家）で器の店を11月に、来春にはバーも始める予定です」。矢部さんがセレクトした陶器を中心に　並び、大正〜昭和初期の「銘仙」と呼ばれる華やかなキモノレンタルも計画中。八女のまちあるきがさらに楽しくなりそう！