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【福岡麺本2021】ラー麦100%の太麺と 濃厚“家系”スープが融合『博多三氣 松島原田店』

福岡市東区松島 『博多三氣 松島原田店』

 

 

ラー麦100%の太麺と
濃厚“家系”スープが融合

 

 

福岡を中心に18店舗を展開し、地元客はもちろん県外客などからも高い支持を集める『博多三氣』。

 

福岡県がラーメン専用に開発した小麦「ラー麦」のみを使用し、小麦本来の香りが楽しめる自家製麺と、毎日食べても飽きない“あっさりしながらもコクと旨みがある”スープが評判の人気店だ。

そんな『博多三氣』に「横浜家系ラーメン」が登場したのは、2020年春のこと。当初は福大大通り片江店と筑紫野店の2店舗限定でのスタートだったが、瞬く間に人気となり、同年秋には水城店、板付店、姪浜大通り福重店、イオン福岡東店、松島原田店、イオンモール直方店、新宮店を加えた11店舗で楽しめるようになった。

 

横浜家系ラーメン 840円。同店の自家製麺を担う「博多製麺処」は全国のラーメン店に家系ラーメンのスープや麺を提供するなど、家系のノウハウもあり、ハイレベルな家系ラーメンを作り出すことが出来るそう。太麺は大盛無料。細麺の替え玉(10円)も可能。

 

 

「当店の家系ラーメンの特徴は、麺を『ラー麦』で作っていること。また、豚の背油を寸胴で炊いてミキサーでクリーミーな状態にしたものを豚骨スープと合わせた濃厚なスープがクセになると言っていただいています」と話すのは、商品開発担当の坂口元氣さん。とはいえ、現状に満足することなく、さらに美味しくとの想いで微調整を行ない、日々進化を続けている。

 

 

やる氣ラーメン 600円 あっさりしたスープゆえ、毎日食べられるとリピーター続出。子どもから年配の方まで幅広い世代から支持されている。豚骨を丁寧に処理しているため臭みは感じられない

 

 

一方主軸の豚骨ラーメンも、これまで通り老若男女に好まれるスープ作りを追求しながら、バージョンアップが図られている。たとえば、2020年秋にチャーシューが変更に。「お肉本来の旨みを閉じ込めるよう低温熟成で仕上げました。大判で食べ応えもあり、お客様からも喜んでいただいています」

また、コロナ禍の昨今、テイクアウトにも力を入れており、自宅で『博多三氣』の味を楽しむことが可能になった。嬉しいのは茹で麺or生麺が選べること。茹でたての麺を温めたスープに投入すれば、お店さながらの味を再現できる。「こんな時だからこそ、ご自宅での時間を楽しんでいただけると嬉しいですね」と坂口さんは言う。

 

「ラー麦」の美味しさを多くの人に知って欲しいとの想いから替玉を10円で提供しており、ラーメンだけで満腹になれる店であるものの、チャーシュー丼やチャーハン、餃子といったサイドメニューも人気。すべてのメニューに対して常に進化させていこうという心意気が、多くのファンの心をつかんで離さない。現状でも充分美味しいが、今後のさらなる進化に期待が高まる。

 

 

博多一口餃子 350円。ニンニク不使用のため、ランチでも気兼ねなく食べられる一口サイズの餃子。素材本来の旨みが感じられるため、何もつけずにそのまま味わうのもおすすめ。

 

 

ミニチャーシュー丼 350円。低温熟成を施したこだわりのチャーシューを特性ダレとともに味わう「ミニチャーシュー丼」。チャーシューのジューシーな旨みが口いっぱいに広がる。

 

 

店内に屋台がある博多らしい店構え。テーブル席や小上がりもあり家族連れも利用しやすい

 

博多三氣 松島原田店

[所]福岡市東区原田4-32-44
[☎]092-409-0337
[営]11:00~OS23:15
[休]不定

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間、営業内容等が記載と異なる場合があります。ご来店の際には事前に店舗にご確認ください。
また、お出かけの際は、新型コロナウィルス感染拡大防止に十分ご留意ください。

掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

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