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Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス/上林 誠知

上林 誠知(Uebayashi Seiji)外野手・背番号 51

最後まであきらめない。CS突破目指して戦い抜く!

いつも応援ありがとうございます。ホークスは今(10月2日時点)、CSの突破、日本シリーズへの出場を目指して、チーム一丸となってリーグ戦を戦い抜く日々です。残念ながらリーグ優勝は逃しましたが、野球は最後まで何があるか分からないところが最大のおもしろさ。2アウトからの大逆転もあるし、予想もできないことが起きたりするので、戦う以上は最後まであきらめない。その気持ちが大事だと思っています。

自分自身、今シーズン大切にしたのは「気持ちの切り替え」ですね。ほとんど毎日試合があって、結果が出る日もあれば、出ない日もある。そういう中で、どういう結果でもなるべく引きずらないようにやっていこう、と。シーズン通してずっとそう思ってやっていました。

本塁打は去年が13本だったので、今後ステップアップしていくにあたって今年は20本以上を目標にしていました。その目標がクリアできたのは良かったと捉えています。打撃に関してはオープン戦の頃に王会長からもアドバイスをいただきました。ずっと「長所を伸ばせ」と言われていたんです。練習ではホームランを連発できているので「それを試合でもやらなきゃいけないよね」と。その期待に応えられるように、どんどんレベルアップしてホームランも年々、本数を増やしていきたいですね。

 

1本1本の積み重ねが大事。2020年も意識しながらレベルアップを図りたい。

長打という部分では少しは期待に応えられるようになってきているので、そこはこれからも消さないようにやっていきたいです。ただ三塁打の記録(※上林選手は今シーズンセ・パ両リーグトップの13本三塁打を放ち、シーズン歴代5位タイに輝いた。)は正直あまり意識したことがなくて。足も速い方なので、なるべく外野の間に抜けたら先を狙って走っていますし、まあ、1本1本の積み重ねでできた結果だと捉えています。

ライバルですか?そうだな…チームが違うから直接的なライバルではないかもしれませんが、広島カープの鈴木誠也さんですかね。自主トレも一緒にやってるし、背番号もポジションも一緒だし。今後一緒に日本代表とか入った時にライバルのような存在になるのかな。特にセ・リーグの中では意識して見ていますね。  2020年は東京五輪があるので、侍ジャパンの一員として出たいという思いは当然あります。出るためには実力が必要なので、確実に結果を残していかないと。そういう意味でも来シーズンへ向けて、ますますレベルアップが必要だと感じています。

スーパースターの多いチーム。その中に入れるよう チームに貢献できる選手に。

今シーズンのホークスは特にケガ人が多く、だからこそ出ている選手は「出られていない選手のためにも」という想いでやってきました。誰一人欠けることなく、です。みんなが憧れるようなスーパースターがいっぱいいるチームだし、カバーし合える選手たくさんいるので、足りない部分は全員でカバーしていく。それしかないと思っています。(※編集部 上林選手もスーパースターのひとりでは?)いや、自分はなんだろう……“影”というか……(笑)。まあ、そうですね、これからそういう存在になっていければと思いますけど。なにしろ頼れる先輩がいっぱいいるので、その中で少しでも力になっていければと思っています。ファンの皆さんの熱気はいつも感じています。守備もファンの皆さんの一番近いところだし、何よりバッターボックスに立った時の歓声がすごいです!

この本が出る頃はCSの最中だと思います。今年は追いかける側ですが、きっと戦力も充実して、いい緊張感の中で戦えていると思います。短期決戦という中で、ホークスは戦い方を熟知しているチーム。本当に、選手は誰一人あきらめていません。絶対に勝ちたいので、応援よろしくお願いします!

編集部からオマケの質問! 「よく行くお店、教えてください!」

「アサデス。」でも言ったんですけど、「マルハチホルモン」はよく行きますね。あとは、肉の中でも鶏肉がけっこう好きで、水炊きだったら、王道だけど「華味鶏」かな。焼肉だったら大名の「利花苑」が多いですね。遠征に出ると内川さんとよくメシに行くんですけど、福岡だとご家族いらっしゃるんで遠慮してます(笑)。

※シティ情報Fukuoka 2018年11月号本誌掲載

 

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