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【福岡カフェ】懐かしの路面電車を利用したカフェ!昭和レトロ遺産×令和のフルーツサンド『hara harmony coffee』

JRと西鉄大牟田駅前の広場に、路面電車を利用したカフェが’21年春にオープン! ここは『大牟田ビンテージのまち株式会社』が手掛けた街おこし事業のひとつで、’19年に惜しまれつつ閉店した大牟田の老舗喫茶店『コーヒーサロンはら』のコーヒーを継承し、昔ながらのフルーツサンドを現代風にアレンジして提供する。フルーツサンドのパンや生クリーム、果物は大牟田の店を通して仕入れることで商店街の活性化も図っている。

駅前広場に設置された路面電車204号は1943年製。大牟田や福岡市内で走っていたもの。吊り輪の「玉屋」の広告は、おそらく今はなき中洲玉屋のものだそう。広場ではマルシェなどイベントも開催していく予定。現在はテイクアウトのみだけれど、ゆくゆくは中で飲めるようにしたいとのこと


運転席もそのまま。実はペダルを踏むと、カンカンと音がする! 外のデッキ上には開閉式の屋根があるので、雨の日でもデッキのスタンドを利用できる

また、『はら』の店主・上野さんがサポートしていた「大牟田日本フィルの会」も引き継ぎ、フルーツサンドの売上で会の運営費を賄っている。

駅前に設置された路面電車の前に立つ『大牟田ビンテージのまち』代表・冨山博史さん

「自分たちが享受した文化は上の世代が守ってきてくれたから。今度は自分たちが未来のために、文化に触れる機会を作っていくことが大切です」と、代表の冨山博史さん。

五角形の木のタイルを有志でカラーリングしてカウンターに。大蛇山祭りの大蛇のウロコをイメージ! コーヒー(アイス・ホット)380円、フルーツサンド(イチゴは季節商品、430円~520円)。その日によって売れ行きが違うので、夕方でもフルーツサンドが購入できることも

コーヒーは『はら』の上野さんの娘さんが焙煎したコーヒーを使っていて、ホットはハンドドリップ。フルーツサンドをプロデュースしたのは人気の『オルトカフェ』。パッケージもオシャレだから、お土産に大量買いする人も。11時、13時、15時にできたてが到着するので、その時間を狙って行こう!

hara harmony coffee(ハラハーモニーコーヒー)

住所:大牟田市久保田町2-300 大牟田駅西口駅前広場 路面電車204号内
TEL:なし
営業時間:9:00~18:00
休:火曜
P:なし
カード/不可

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