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【福岡カフェ】カッコ良さが極まった唯一無二の空間。クリアなコーヒーと過ごす静かな時間『浮雲珈琲店』

宗像市郊外の住宅街、坂道を上がった先にある小さな自家焙煎コーヒー店。店主の新谷岳人さんは、前職で焙煎とサイフォンコーヒーに出合い、自宅横でのガレージを改装し、’20年10月に店をオープンした。新谷さんのセンスがバツグンに良くて、グリーンやドライコーヒーの道具や古いラジオ、置いてあるものが一つひとつにストーリーがある。“基地”ともいうべき場所をつくりながら、店は変化しているそう。

ドライプランツも自家製
お手本にしたいインテリア術があちこちに
外のテラスはKAWASAKIのバイクに囲まれた素敵空間。「人の感覚って環境に左右されるから、居心地のいい場所だと、味も一段と良く感じられるものですよ」
いろんなものを鉢に見立ててグリーンを栽培。「買いたいと言ってくださる方がいるので、販売を始めます」

メニューは自家焙煎のサイフォンコーヒーとスウィーツのみ(子ども用にジュースもあり)。エチオピア、イエメン、ブラジル、メキシコ、インドネシアなど、世界地図に点打ちされたメニューがあり、豆は常時12種ほど、それぞれ挽き立て、淹れ立てのサイフォンコーヒーを飲めるほか、豆の購入もできる。

コーヒーは後味すっきりのキレイな味。「抽出時間を短くしているのでクリアですっきりした味になります」

「高い豆が美味しいのは当たり前なので、そこまで高くない豆を丁寧に焙煎して抽出してみたらどうなるか?という実験ですね。コーヒーはカジュアルに継続できなければいけないので、値段は安めにしたかったんです。ここでずっと頑固親父になるまでやっていきたいです」と新谷さん。

本を読んだり、お客さんはみんな好きに過ごしています。一人でやっているので、完璧なサービスは求めないでくれたら・・・と笑う新谷さん

「ロードサイドのカフェではなく、この場所や音楽、コーヒーの味を気に入ってくれた人がまた来てくれたら」という言葉通り、既にお母さんに連れられて来た中学生がコーヒーに興味を持ってくれて、男子中学生にコーヒーの世界を教えているのだそう。

シュライヒの2頭のキリンは、4歳の男の子が持ってきてくれた。その前はティラノサウルスの人形を持ってきて、店の従業員(牛や馬の人形)を襲っていたけれど、次に来た時にティラノを回収して代わりに置いていったのだとか。新谷さんの“基地”は幅広い層を惹き付けている。

浮雲珈琲店


住所:宗像市池浦6-112(カーナビ検索NG、Google MAPはOK)
TEL:070-1256-6049
営業時間:11:00~20:00
休:水・木曜
席:10席+テラス2席
P:あり(2台)
カード/不可、PayPay可

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