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「福岡・佐賀で出会った家族の家と暮らし」暮らしの知恵と愛情たっぷりタイコ梁が見守る木の家「サン建築工房」

北九州市在住 Aさんの住まい

ご主人の実家を建て替えたA邸。
空間を開放的に魅せるタイコ梁の技法をはじめ、
職人技や奥さまのアイデアが随所に生きる木の家には、
お手本にしたい魅力が溢れていた。

 

知識や経験を踏まえて選んだ上質な木の家づくり

玄関に入った瞬間、フワッと香る小国杉の良い香り。次に目に入ってくるのは、建具の惚れ惚れする仕上げの美しさだ。いい家づくりとは、ただこうして五感で感じる心地よさが証明してくれるのだなと気付かされる。引き渡しから2週間、完成したばかりのA邸。格子戸を開けると、広々したリビングの天井部分にはタイコ梁と呼ばれる梁を隠さずそのまま見せる装飾が存在感を放ち、思わず「わぁ」と声が漏れる。職人による高い技術が見て取れる、木造家屋ならではの手法は、ご主人がとり入れたかったという。姉妹2人をお子さんに持つAさんご夫婦。上のお嬢さんが小学校に上がる前に家を建てようと家づくりを始めた。ご夫婦の希望するコンセプトは「シンプルで上質な木の家」。その結果、仕事柄、住宅の知識や経験も豊富なご主人のアンテナに引っかかったのが[サン建築工房]だった。

「住宅展示場なども見て回ったんですが、いいなと直感するところはなくて、もともといい家づくりをされているなと感じていたサン建築工房さんに迷わずお願いしました」とご主人が決め手を話してくれた

グレートブラウンのツートンからなるシックな外観が目を引く。「汚れが目立たないように」とご主人が選んだのは、サイディングの外壁。

 

玄関はスッキリと普段履きする靴だけを収納する靴箱を設置。明り取りの格子戸が美しい。

 

美しく整頓されたオープンスタイルのシューズクローゼット

 

キッチンの背面やインテリアに組み合わせた風が空間を引き締める。リビングから水回りへと続く廊下、スケルトンのリビング階段の抜け感も心地いい

 

自分で片付けができるよう収納アイデアもプラス

 

ご主人の一番の要望は、あらわし梁をとり入れた開放感のあるLDKと、仕事を終えてゆったり入れるお風呂。ウレタンの断熱材を使うなど機能性にもこだわった。奥さまは「一番には、キッチンから見守れるよう子どもたちのカウンターをリビング回りに持ってきたことですね」と話しながら、仲良く絵を描くお嬢さんたちを優しく見つめる。加えて、生活スタイルを考慮した動線や片付けを意識した暮らしのアイデアを随所に散りばめた。

例えば、玄関から入って、左手にレイアウトしたキッチンは、リビング側にも収納できる造作のカウンターを採用。「棚の一角に、子どもたちが自分でゴミを捨てられるようにゴミ箱のスペースも造っていただいて設置しています。キッチン回りもすっきり気持ちよく使いたかったので、シンクには一日分の生ゴミが入るだけの小さなゴミ箱だけを付けて、一日の終わりには勝手口のゴミ箱へ捨てるようにしているんですよ」。なるほど、暮らしやすさは、気持ちの面から考えてみると見えてくることもあると気付かされる。脱衣所や子ども部屋には専用の収納ボックスを置き、親子でできる整理整頓術を実行している奥さま。自然と浮かんできたアイデアだそうだが、お子さんへの愛情が住まいのあちこちに散りばめられていた。

本棚、収納、ごみ箱として活躍する多機能キッチンカウンターは造作でオーダー

 

パントリーと勝手口へとつながり家事動線が良好なキッチン。システムキッチンもインテリアと統一して壁面が黒色のものを採用した

 

1階を生活の中心に自然体で暮らせるわが家

「基本的には家族が集まるリビングを主体に、1階に生活の基盤を置き、完結するような間取りを意識しました」というご夫婦のリクエストを叶えたA邸。家事やご主人の仕事道具が運びやすい収納スペースなど細かな動線も重要視。結果、開放的なリビングを主役に、トイレや洗面室など、家族がすれ違っても十分なゆとりのある住空間が生まれた。意識せず「自然体で暮らせる」日常は、快適な家づくりであることの証拠でもあるだろう。

デザイン性の高さも際立つ。明かり取りを兼ねた格子戸、カーブで動きを付けたスケルトンの階段が空間に広がりを生み、アクセントにも。これに、ご夫婦が選んだ照明やダイニングチェアの黒色がよく映える。「二人ともシンプルが好みなので、黒をカラーポイントに持ってきて、統一感を大事にしました」とにこやかに話す奥さま。木のやわらかな質感を引き締める効果とともに、ダイニングのペンダントライトや間接照明を合わせることで、洋のモダンさもミックスされたスタイルは、コーディネートの参考にもなりそうだ。

 

造作の洗面台にシックなタイルを組み合わせた洗面室も広々

 

トイレも統一感を大事に黒系でまとめた

 

子どもたちが教えてくれた楽しく快適な住み心地

生活の中心は1階に置きながら、2階は、広いウォークインクローゼットのある主寝室と子ども部屋をメインに構成。「オンとオフの切り替えを大事にしたいので、仕事は極力持ち帰らないようにしたいのですが」と話すご主人の書斎も備えた。ようやく準備が整い、暮らし始めたばかりのAさん一家。「子どもたちが一番喜んでいました」と奥さまが話すように、階段に座って本を読んだり、カウンターでお絵かきしたり、子ども部屋に取り付けたブランコももちろん大のお気に入りの様子。伸び伸びとした姿がチャーミングで微笑ましい。

「住み心地ってやっぱり大事だし、違うんだなって実感します。というのも、前の賃貸マンションだと冬は寒かったので、子どもたちが朝起きるのにぐずっていたんですね。でも、今は自分からすんなり起きてくるので、この家が快適なんだなということがわかります」と奥さまは嬉しそうに笑う。ご主人も「予算的には少しオーバーしましたが、出来栄えに満足していますし、間違いなかった」と思いを語ってくれた。

ご主人の誕生日には、お子さんたちとカレーを作ったり、ピザを生地から作ってトッピングしたり、これまでも一緒に調理を楽しむことが多かったAさん親子。快適になったキッチンでこれからますますレパートリーも増え、マイホームには楽しい思い出がいっぱい満ちていくにちがいない。

 

ほんのりピンク色のクロスを壁の一面のみに採用した主寝室。枕元で照明の調整もできる

 

寝室にはスッキリ収納できるWICも

 

造作カウンターでシンプルにまとめたご主人の書斎。日射しもたっぷり差し込み、集中できるレイアウト

 

 


 

Company profile

株式会社 サン建築工房

 

太陽の熱を利用したOMソーラーと自然素材を使った家づくり

太陽熱で床暖房するOMソーラーやエコ住宅に早くから取り組み、地域木材(九州産)と自然素材を使った健康住宅にこだわってきました。ゼロエネ住宅や長期優良住宅も数多く手がけ、流行を追わず経年と共に味わいのある丈夫で長持ちな家をつくります。

 

[所]福岡県北九州市小倉北区大手町3-1
[☏]0120-362-732

[施工エリア]福岡県全般
[設立]昭和59年11月
[従業員数]12名
[許可・登録]福岡県知事許可(般-23)第59760号、
一級建築士事務所登録 福岡県知事登録 第1-21025号、
宅地建物取引業 福岡県知事免許(7)第10104号
[保証]ハウスジーメン、住宅保証機構住宅瑕疵担保責任保険、地盤保証、OM総合保証、完成引渡保険
(定期訪問サービス:1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、2年、3年、5年、10年)

 

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