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【家づくりのお宅訪問】イタリア調の装飾が引き立つサーキュラー階段のある家「ブルースホームがつくった新築住宅」

憧れだったイタリアのイメージを彩った家づくり

アーチを描く石調の飾りを施したベージュの外壁と黒い屋根のコンビネーション。輸入住宅ならではの洗練されたデザインが目を引くS邸は、5年ほど前、奥さまの要望でカタチになったもの。「それまで住んでいた賃貸マンションの家賃が結構高かったんですね。長男が生まれたころ、その時間を活かして夫にプレゼントしました」と笑う。雑誌を読み込み、金利についてなどリサーチ。理論派のご主人に、今建てるメリットを伝えたところ、見事“合格”。憧れの輸入住宅を建てたいと、想いを聞き入れてくれそうな工務店を探し、ヒットしたのが「ブルースホーム」だった。
「コンセプトは、イタリア風の家づくり。高校の時、専攻していた世界史の先生がいろんな国を旅した話をしてくれたんですね。その中で、洞窟のホテルに泊まったとか、イタリアの旅の話がとても魅力的で。それで、外観に大きなアーチがあるようなイタリア調の家にしたかったんです」。

シンメトリーが美しい外観。門柱から玄関まで階段を取り入れたゆとりあるデザインも含め、奥さまがスケッチして設計士と相談しながら形に

 

 

ムダを省いて、メインのホールとリビングを広く

玄関アプローチから中へ入ると、思わずため息!シャンデリアの輝きとサーキュラー階段が優雅に上階へと誘う、乳白色の明るいホールに迎えられ、ガラス扉の奥に招かれると、左手にリビングがひと続きになったLDKが広がる。クラシックバレエを長年続けていた奥さまは、舞台美術の影響もあって、リッチ感のある装飾が好み。雰囲気づくりは奥さまがリードし、ご主人は機能的な部分についてアドバイスをくれたそう。「憧れのサーキュラー階段が映えるゆったりしたホールと、家族が集える広いリビング、どちらも希望で、ホールの大きさをどのくらいとるかが悩みどころでした。最初はキッチンにパントリーをつくる提案をいただいていたんですが、割とコンパクトでも大丈夫な方だったんで、自分が必要ないと思うものは削っていきました」と、バランスを取っていった。

サーキュラー階段を主役にした、優雅なエントランスホール。トイレや階段下収納、キッチンに繋がる出入り口も設置

 

緩やかに分かれるリビングダイニング。壁のクロスは飽きのこないホワイトを採用し、カーテンの色を替えたり、模様替えも楽しめる

 

 

自分にとって必要な場所にフォーカスした暮らし方を

家族4人、休日にリビングで過ごす姿はとても和やか。プレミアムピアノの音色が優雅な彩りを添えるLDKの雰囲気づくりもまた、奥さまの希望で、落ち着きがありながら個性的に仕上がった。床色を落ち着いたダークブラウンにしたリビングダイニングは、コンソールやテレビボードなど、深みのある色調の家具でコーディネート。水回りはキッチンの奥に集約し、華やかな壁紙を使った洗面室で個性的なアクセントをつけた。

主寝室と子ども部屋で構成された2階は、書斎スペースも。「夜はここで仕事することが多いので、合間に趣味のピアノを弾いたりして気分転換できています」と、ご主人も満足しているようだ。毎週、見学会へ通っては、あれこれ参考にして形にしていったマイホーム。暖かくなったら、ホールに置いたテーブルでお茶やワインを楽しんだり、ティーサロンのような使い方も楽しい。「ブルースホームさんがわがままを聞いてくださったおかげです。共働きなので、手の回らない庭に力を入れるより、自分たちが心地よくいられる場所を中心に納得のいく家ができました」と奥さまの表情が輝いた。

 

床色のコントラストでメリハリをつけたDK。「機能性を重視する夫の要望も取り入れ、キッチンは掃除しやすくスタイリッシュなデザインを選びました」

 

映画に登場するようなエントランスホール。奥さまがスケッチを描いてカタチにしたカーテンの壁面装飾が空間を華やかに美しく見せる

 

洗面スペースは黒でコーディネート。空間を引き締める効果と共に、イタリアンモダンな印象をアップ。エントランスに置いたトイレは、寝室と色違いのクロスを採用し、上品な雰囲気に。ゆとりのある広さも配慮した

Company Profile

ブルースホーム小倉 株式会社不動産プラザ

[所]北九州市小倉北区真鶴1-12-11

[☏]093-562-7136

[HP]https://www.brucefukuoka.com/

※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.51」より抜粋して記載しております

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