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Fuku Spo – ラグビー/髙野恭二(宗像サニックスブルース)

 

宗像サニックスブルース/髙野恭二

 

 

 

地元・福岡のチームで
ラグビーができる喜びを実感!

 

高校時代にラグビーをしていた父の影響で、小学校1年生のときに3歳上の兄と一緒にラグビーを始めました。高校は憧れの東福岡へ。印象に残っているのは、高校3年生のときの全国高校ラグビー大会です。花園ラグビー場の第1グラウンドでプレーすることに憧れていたので、準決勝、決勝を第1グラウンドで戦えたこと、どちらの試合もトライができたことはいい思い出ですね。また、決勝の相手は奈良県代表の御所実業。実は中学3年生のときに福岡県選抜として出場した全国大会の決勝で、奈良県選抜に逆転負けし悔しい想いをしました。3年越しのリベンジの気持ちで挑み、優勝できたことも嬉しかったです。大学時代にはラグビー人生で初めてキャプテンを経験。悩むことも多かったですが、チームメイトに支えられ無事に1年間を終えることができました。

2019年春にブルースに入団しました。ブルースの本拠地は実家からも近く、子どもの頃から試合を見に来ていたので親しみがあり、チームのラグビースタイルも好きでした。何より地元でラグビーができることが、とにかく嬉しかったですね。1年目から試合に出場できる機会に恵まれ、緊張はしたものの憧れのトップリーグでプレーができるワクワク感の方が大きく、思いっきり試合を楽しめました。トップリーグは大学とは格段にレベルが違いますし、日本代表クラスの選手と一緒にプレーできることは大きな財産ですね。普段は、2019年のワールドカップでも活躍したレメキ・ロマノ・ラヴァ選手と一緒にいることが多いですね。誰よりも早く練習に来たり、全体練習が終わった後もトレーニングをしたり。ラグビーに向き合う姿勢はプロフェッショナルだなと感じますし、自分のいいところ、悪いところを的確に指摘してくれます。ラグビーに関しては厳しいですが、プライベートではとても優しく、兄貴のような存在です。

 

 

今はとにかく試合をすることが楽しみ!

ブルースは、とにかく相手よりも走って外に展開して得点を獲得するというスタイルです。そのスタイルを貫くために、ここまでしっかり準備をしてきました。オープン戦を通して1対1のコンタクトの強みを実感できましたし、今はとにかく試合をすることが楽しみでなりません。昨シーズンはトップリーグが途中で中止になってしまったこともあり、2試合しか出場できませんでした。今シーズンは1試合でも多く試合に出場して経験を積みたいですし、レメキ選手と一緒にプレーしたいですね。私の持ち味はアグレッシブなプレーと大きな声です。スタッフからは「うるさい」と言われるほど声が大きいんですよ(笑)。試合中、いちばん大きな声を出しているのが私なので、そういったところもぜひ注目していただきたいですね。

 

 

編集部からのオマケ質問
●お気に入りのお店はありますか?

久留米のハンバーガーショップ「MALIBU」です。高校時代の同級生のお母さんが営まれているお店で、お気に入りのメニューは「マリブスペシャル」のダブルパティです。ボリュームたっぷりで本当に美味しいのでオススメです。ラグビー仲間が行くと、ラグビボールのピンを付けてくれるのも嬉しいですね。

 

 

※シティ情報Fukuoka2021年3月号本誌掲載

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