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Fuku Spo – アビスパ福岡/山岸 祐也

山岸 祐也(Yamagishi Yuya)フォワード・背番号11

 

 

@avispa fukuoka

 

 

 

プラスなことしか考えない
それがピッチ上でのマイルール

 

自分の強みは”メンタル”だと思っていて、マイナスなことは考えないようにしています。仮にマイナスなことを考えてしまっても、口には絶対に出さないし、心の中でポジティブな方向に無理矢理にでも変えるようにしています。元々、ポジティブ思考ではあったんですが、サッカー選手になってメンタルの重要さをより一層感じました。技術が優れている選手、フィジカルが強い選手でも、メンタルが弱かったらいいプレーもできなくなるので、メンタルはすごく大事。自分の強みというか、ポジティブな言葉を口に出すことで、自分を追い込むようにしています。試合中、うまくいかなくても自分のせいにはしないです。僕は、前半と後半でスパイクを変えることが多いんですけど、前半のタッチがあまりよくなかったり、シュートを外したりしたらスパイクのせいにするんですよ(笑)。試合中に反省しても意味はないし試合は続いているので、気持ちをいかに早く切り替えられるかを意識しています。テクニックやスピードは自分ならまだ成長できるという期待をしているので、常に向上心をもって毎日の練習に取り組んでいます。自分は活かし活かされるタイプだと思うので、チームメイトのいいところを引き出して、自分のいいところも引き出してもらえるような関係性を普段の練習の時からコミュニケーションをとったり、どういうプレーが得意なのかを観察したりして工夫しています。

今シーズン、初めてJ1でプレーするんですけど、まずは怪我をしないでより多くの試合に出たいと思っています。具体的な目標としては、10ゴールに絡みたい、アシストしたいです。

 

 

●休日の過ごし方は?

前はよく、飼い犬のレオとカフェに行っていました。最近はコロナ禍なので、家でNetflixを見たり、DVDを見たり…あと、草民くん(田邉)に影響されて本を読み始めました。まだ1冊目の途中なんですけど。二人にオススメされていた経営者の本を読んでいます。初めてそういう本を読むので興味深い…。

プライベートでも交流のある選手は、草民くんですかね。独身同士だし、家も近いので結構かわいがってもらっています。いろいろと状況が落ち着いたら、草民くんも犬を飼っているらしいので、一緒にカフェに行ったり、公園で遊んだりしたいです。

 

 

●第一印象とのギャップが大きい選手は?

石津大介くんですね。金髪だし、一見怖そうに見えるけど、普通にめちゃめちゃ優しいんです。イタズラが大好きなんですよ。僕、しょっちゅうイタズラされてて、さっきも車のカギ隠されていたし(笑)。ほぼ毎日イタズラされてます。見た目によらずかわいいところですよね。僕をいじるのが面白いのかな?

 

 

●レオ君(飼い犬)の名前の由来は?

実家で昔から犬を飼っていたんですが、将来一人暮らししたら絶対トイプードルを飼うって決めていたんです。そのときから、犬の名前は『レオン』って名前にするって心の中で決めていたんですけど、ペットショップで運命の出会いを果たしたときに、「この子は『レオン』じゃなくて『レオ』だな」と思ったのが『レオ』になった由来です。レオはおて、おすわり、ふせ、おかわりができます。あと、手で輪っかをつくったら、その中に鼻を入れてくるし、バーンって銃を打ったら転げます。教えたら半日とか1日で覚えるから、たぶん飼い主に似て頭いいんですよ(笑)

 

 

●福岡の印象は?

博多弁がめちゃくちゃよくて、ご飯もおいしいし、天神には何でも揃っていて買い物もしやすいし、海とか自然もいっぱいあるし、カフェもあるし…福岡に来て3カ月くらいですけど大好きなんです。家を買いたいレベルで好きです(笑)。福岡に来る前に、他の選手から「福岡はいいとこ」って聞いてはいたんですけど、いざ来たらめちゃくちゃ住みやすくて永住したいくらいです。最近、『知っとーと?』っていう方言を覚えたんですけど、そんなことをふいに女の子に言われたら、うーわカワイイ!と思いますね。

 

 

●サポーターの皆さんに一言!

今年はJ1という舞台で戦うんですけど、コロナ禍で入場制限や応援方法など、色々と状況が変わっていくとは思います。どんな状況でも一緒に戦ってほしいし、スタジアムに来れなくても、自分たちのことを応援してほしいという気持ちは強いです。J1は日本最高峰のリーグなので、厳しくて激しい戦いになるとは思いますが、その中で自分たちと一緒に戦ってください!

 

文・取材/岩井咲里香

※シティ情報Fukuoka2021年3月号本誌掲載

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