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Fuku Spo – アビスパ福岡/前 寛之

前 寛之(Mae Hiroyuki)ミッドフィルダー・背番号6

 

 

@avispa fukuoka

 

全員で同じ方向を見てより高みを目指す

クラブ、選手、アビスパに関わるすべての人が、今年J1に上がるんだっていうところを掲げていたことが昇格できた要因になったと思います。J2にいる以上は、J1を目指すのはどのクラブももっているとは思うんですけれど、去年難しいシーズンがあった中で、25周年改革宣言をして、多くの人が新加入し、J1を目指すという本気度を選手たちもより強く感じていましたし、今年どうしてもこのメンバーで昇格するんだという目標はみんな強く思っていたと思うので、最後までその気持ちを持ち続けることができたから、目標を達成できたと思います。J1での目標は、残留ではなく、それ以上を目指したいです。5年周期でJ1に上がってはいますが、1年で落ちているという現状もクラブにはあるので、今年また勝負の年になると思いますし、ただその残留争いに最初から残るためではなくて、より高いところを目指していきたい。

個人的な話でいえば、コンサドーレ時代に1年J1でやっているんですけど、そのときはほとんど試合に出られずに終わってしまったので、今年は、自分としても、またチャレンジする舞台だと思います。自分がJ1でどれだけできるか、チームとして自分がどういう役割を担えるのかっていうところは楽しみです。

 

J1で対戦を楽しみにしているチームは?

やっぱり古巣の北海道コンサドーレ札幌は気になりますし、今年J1を制した川崎フロンターレとはキャンプ中に練習試合はしましたが、やっぱり本番では違うと思うので、より高いレベルのチームと対戦するのは楽しみです。

 

子どものころの夢は?

昔っからサッカー選手ですね。小学校に入った頃から、サッカー選手になりたいとはずっと言っていたとは思うんですけど、それがより強くなったのは、兄が高校3年生でトップチームの試合に出て、トップチームの内定を貰ったときですね。

 

選手とプライベートな交流はしますか?年末年始はどう過ごしました?

同い年のこうき(木戸皓貴選手)、しげ(重廣卓也選手)とは仲良くしてますし、菊池大介選手とは家族ぐるみの付き合いです。犬繋がりであさひ(増山朝陽選手)のとこともドッグランに行ったりもしましたね。年末年始は、ふだんであれば実家に帰るんですけど、今年は帰らずに福岡で過ごしました。

 

博多の街、人の印象は?

街は都会的というかやっぱり、ほんと何でも揃っていてすごく住みやすいです。中心部からちょっと離れた場所に住んではいるんですけど、街までも行きやすいですし、すごく住みやすい印象があります。博多の人は、優しい人が多いと思うんですけど、ちょっとびっくりしたのは、車の運転がみんなすごい…激しい人が多い印象ですね…(笑)。

 

オフの過ごし方は?

今年はコロナであんまり行けなかったんですが、奥さんとカフェに行くのが結構好きなので、コロナ前はカフェ巡りをよくしていました。ふたりともケーキが好きなので、『Abeki』は何回か行きましたね。家では、テレビを見たり、犬と遊んだり、ゆっくりした生活をしています。風呂に入りながら本を読んだり、動画を見たり、サッカーの試合を観たりして、長いときには1時間入ってることもあります。

 

サポーターの皆さんに一言!

昨年は、難しい中で応援ありがとうございました。今年も試合と応援の仕方のレギュレーションがどうなるかわからないですけど、J1の舞台でやるためには、やっぱりサポーターの後押しが必要だと思うので、僕らも頑張りますし、声は出せないかもしれないですが、力いっぱいの応援をお願いします。

@avispa fukuoka

文・取材/岩井咲里香

 

※シティ情報Fukuoka2021年2月号本誌掲載

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