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港に新風、炊き荒れる!!『村崎炊鳥研究所』

春吉で2店舗。我流で串道を切り開いて来た男、村崎大二氏の探究心は、酉年の本年、港にて衝撃の新機軸を打ち立てた。その名もずばり、「炊鳥」。

そう、幾千・幾万本も焼いてきた鶏肉を、今度は炊いて魅せるのだ。これはいやゆる博多名物としての『水炊き』ではない。ひな鳥の柔らかな半身を鶏ガラでとったスープで炊き上げる、ありそうでなかった新ジャンルともいえる文字通り「炊き鳥」なのだ。

店主・大二氏自ら釜からの手で取り出されたそのひな鳥は千切キャベツが敷かれた鉄釜の中でグツグツと踊り、目の前に置かれた瞬間、仕上げの鶏スープを注がれると『ジュワ〜〜ッ』という美味の音とともに竜のような煙が一直線に頭上へと駆け上がった。

あとはハサミでおもむろに切り分けて、特製ポン酢にぶっ込み口の中に放り込むだけ。難しいことも、洒落込むことも必要ない。ただ、後は無心に頬張ればいい。写真や言葉では言い表せないこの臨場感とワクワク感。これはもうぜひ、皆さん自身が実際体験して感じて欲しい。

ポン酢の他に準備されているカレーパウダーをかけても美味。〆の鶏出汁ラーメンも絶品!
村崎焼鳥研究所の人気メニューも食べれるのは嬉しい!

《シティ情報Fukuoka 5月号掲載店舗》

村崎炊鳥研究所

住所 福岡市荒戸1-7-19
電話 092-716-0770
営業時間 17:00〜OS 23:00
不定休 P/なし 席数/24席
カード/不可 喫煙/可

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